放言コーナー

泥棒を救う民主党政権【2010年8月25日発行分】

 小沢一郎が自民党を脱党する時、白昼、砂防会館の経政会(小渕派)の金庫から十三億円を八尋、高橋秘書らに盗みださせ小沢の自宅へ運ばせたことを高橋秘書が「週刊文春」で告白していたが、まさに正真正銘の大泥棒だ。

 また、被害届を出さなかった経政会もおかしな話だが、善意でみると、身内だった小沢のことだから警視庁へ被害届を出すと経政会の恥になるとして黙認したのかもしれない。最近になって野中広務が小沢は泥棒だったと言っているのも情けない。

 その小沢が政党を造っては壊しながら壊した政党の残金を全て自分の不動産にしたのは周知のことだ。その原資である政党助成金、ゼネコンからの政治献金は全て元は国民の税金である。

 そこで今、小沢の政治資金虚偽記載を検察審査会で審議しているが、何をモタモタしているのかね。こんなの横領か窃盗に決まっているじゃないか。

 国会では、自民党はじめ野党が、小沢の証人喚問を民主党に求めているが、それすらも民主党が応じないところを見ると、民主党そのものが泥棒の分け前にありついているので、小沢を何とか救わねばならないと苦心しているのだろう。

検察、警察、国税はどうなっているのかね

 小口の脱税や贈収賄、こそ泥、相撲取りの博打なんかの摘発は可及的速やかにやるが、大泥棒、大口の脱税、贈収賄は、遅々として進まないか、パスしてしまう警察、検察、国税は、どうなっているのかね。

 脱税王の総理、大泥棒の権力者の僕になってしまったということかね。

(ふくだ)



民主党の大敗原因は「政治とカネ」【2010年7月25日発行分】

 七月十一日の参院選で民主党は四十四議席しか取れず大敗した。その原因をア菅直人総理は、自分が、唐突に消費税一〇%を提起したからだと弁解しているが、そんなことはない。

 一番の原因は、「政治とカネ」の問題だ。小沢一郎が西松建設へ政治献金の請求書を出したことに始まり、四億円の政治資金虚偽記載、数十億円に上る土地購入資金の原資問題等々小沢の「政治とカネ」問題は、全く未解決だ。

 また、前総理の鳩山由紀夫の十二億円以上の巨額脱税問題も未だに納得がいかない。(普通は逮捕)

 昨年八月の総選挙で民主党は、自民党のオウンゴールで政権交代し、クリーンイメージの鳩山が総理になり、世論も大ご祝儀評価をしたのだが、直ぐに、「あの世」からの政治献金問題が発覚、ついに「ママからの子供手当が月千五百万円だった」などと詭弁を弄するようになると、国民もあきれ果て、支持率は一〇%台に落ち込み、民主党を見放したのだ。

 それで、又々クリーンイメージのア菅直人へ交替したので、早速、小鳩らの「政治とカネ」問題を国会で喚問することを公約するかと思ったら、全く知らん顔で、隠蔽するつもりか。身内に大泥棒がいたら、非情でも自首させるのが日本人の普通の家庭だ。

 消費税問題、米軍普天間基地問題での不評は、小鳩を証人喚問することで挽回できる。小鳩に大きな「借り」があるア菅直人だろうが、国民の信頼を得るには少なくともこの二人を証人喚問に引き摺り出さなければ、ア菅の明日はない。

(ふくだ)



「乙女の祈り」の友愛鳩山から、「麻雀点数計算機」のズル菅総理へチェンジ【2010年6月25日発行分】

 民主党の菅直人が六月四日、小鳩内閣の居抜き内閣総理大臣へチェンジした。

 人間なかなか自分の夢を実現できるものではないが、菅は、「麻雀点数計算機」での大富豪と総理大臣になることだけが夢であり、総理の椅子を実現したのだから、たいしたもんだ、おめでとう、もう止めてもいいよ、ご苦労さん。

 と言いたいところだが、一つだけやりとげてから止めてもらいたいことがある。それは、小沢一郎、鳩山由紀夫、小林千代美、石川知裕らの証人喚問である。

菅のコウモリ処世術

 菅は、これまで処世術として、常に弱者の味方を演じてきたが、それは、あくまで選挙めあての戦術でしかなく、一旦、永田町に入れば、石原慎太郎や亀井静香、自民党に擦り寄り、社民党や連合、日教組にも擦り寄り、右から左まで外から見ていると、とても志のある人間とは思えない、まさに「ズル管」のコウモリ処世術である。

 また、一見、清廉潔白に見える菅だが、なぜか悪党銭ゲバ小沢一郎や鳩山由紀夫など大金持ちには頭が上がらない。

小鳩を喚問できなければ銭ゲバの子分ということだ

 いくら菅でも恩人の小鳩を告発することはできないだろうから、せめて、小沢一郎、鳩山由紀夫らの徹底した証人喚問くらいは堂々とやって有終の美を飾ることだ。

 それができないとなれば、菅は銭ゲバの子分だったということになる。

(ふくだ)



柔ちゃんを見損なった、もう大ファンをやめた【2010年5月25日発行分】

 柔ちゃん(谷亮子、柔道家、金メダリスト)が、民主党比例で今夏の参院選出馬表明記者会見を五月十日、悪党銭ゲバ小沢一郎と極左日教組貴族輿石東にガードされて行ったのを見て、愚生はガックリだ。

 これまで、柔ちゃんの大ファンだっただけに、この衝撃はちょっとやそっとでは収まりそうにない。もう、大ファンはやめ、講道館の近くにある柔ちゃんの「ハンバーガーレストラン」には二度と行かないことにする。

 「スポーツマンの鏡」だと信じて疑わなかった愚生だけに、悪党小沢一郎の銭ゲバに毒されていたことを柔ちゃんが告白しているのを見ていて、裏切られた、寝首を掻かれた思いだ。

 特に柔道、剣道の日本武道は、質実剛健と礼儀を重んずる誇り高いスポーツであり、柔ちゃんは、本当にその鏡だと信じていたのだ。それが、よりにもよって、銭ゲバ小沢の毒牙にかかっていたとは情けない。

 柔ちゃんも二児の母であり、それなりの年齢だと、テレビ、新聞などで悪党小沢の情報を得ているだろう。ならば、小沢を姿三四郎の必殺技「山嵐」で刑務所の塀の中へほうり込む立場じゃないか。

小沢は柔ちゃんを共犯者に

 悪党小沢は、自分の悪党イメージを払拭するため、柔ちゃんをかつぎ上げ、自分の身代わりに仕立て、国民を騙そうとしていることは見え見えだ。柔ちゃんが、それに乗って、悪党小沢民主党の広告塔になるとすれば、柔ちゃんも悪党小沢と同類の共犯者になってしまうじゃないか。日本の一流柔道家で財を成したという話は聞いたことはないが、柔ちゃんは、悪党小沢と組んで財を成すつもりか、見損なったよ……。

(ふくだ)



「成金」とは、小沢一郎のことか?【2010年4月25日発行分】

 『「成金」という言葉は将棋から借用した単語で、歩から金へ成り上がったものという意味である。「成金」は、歩のくせに、盤面を我がもの顔に暴れ回る。階層上の地位からすると、そのようなことをする資格を持っていないにもかかわらず。「成金」は、詐欺や搾取によって他人の金を巻き上げたと信じられている。』
 と言う書を、読んだことがあるが、誰の書だったか忘れた。

  それで、ドンピシャリの人物が小沢一郎だと思ったのだ。小沢一郎は、全く娑婆で汗をかく仕事の経験はなく、父親小沢佐重喜の地盤、看板、カバンを継いで、いきなり政界入りし、田中角栄の悪徳の部分だけをひたすら習得し、公共事業業者から金を巻き上げ、さらに、政党助成金をも巻き上げて数十億円の資産を形成している。

  仮に小沢一郎の政治稼業四十年間の歳費と称する給料全額を合計しても五億円にはなるまい。つまり、小沢が飲まず食わずで全額タンス預金しても五億円にはならないということだ。

 それでも、小沢一郎が何か日本国のために多大な功労でもあったかというと全く無い。昭和六十年に自治大臣を約半年程度やっていたが、何の功績もない。後は、悪行のみで、現在最悪状態の小選挙区制や、自民党から逃げ出してからは、もっぱらゼネコンたかりと、政党を作っては壊しながら蓄財するということしかしていない。まるで詐取に搾取である。

  小沢一郎が「金」になり得たのは、“じじころし”と言われるように、田中角栄や金丸信にゴマをすりながら、また、田中、金丸を後ろ盾に若くして自民党幹事長という「金」看板を得たことだ。やはり、「歩」が「金」に成るとろくなことにはならない…

(ふくだ)



いよいよ自民、民主の崩壊で「カオス」の時代へ突入!【2010年3月25日発行分】

 鳩山政権の支持率は、二〇%直前にまでなってしまったが、既に参議院選前までには、自民、民主が自然に崩壊し、新党ブームが起こるという政界再編への流れになってきた。つまり、「カオス」の時代へ突入するということだ。

 原因の第一は小選挙区制になり、一選挙区から一人しか当選しないとなれば、必然的に二大政党政治になってしまい、選挙区出身の代議員ではなく、中央政党が公認した者が、全く選挙区事情や議会、行政の知識がなくても国会議員になれるというヘンテコな現象になってしまった。小泉チルドレン、小沢チルドレン現象が典型的な悪しき例だ。

 それで当選したチルドレンらは、政策、議会、行政、法律、予算システムなどイロハから勉強しなければ、何か発言した瞬間に先輩議員や官僚らにバカされるが落ちだから、民主党の現状をみれば分かるように、自分らを公認してくれた小沢一郎の悪行が、どんなに暴かれても問い質すこともできず、小沢のやりたい放題を小さくなって見守るしかないのだ。

 また、悪党小沢と輿石日教組ら極左労組貴族が一心同体で、北朝鮮化していくのが、日に日に明らかになってきたから、さすがの国民も小沢、鳩山らに騙されていたと気づき、支持しなくなっているのだ。

 一方、自民党も小泉純一郎が、自爆のような郵政民営化で平沼赳夫や亀井静香らを追い出したから、パワーもなくなり、残るは、世襲議員らお坊ちゃま達が主流で、中国などを恐れ、靖國神社を避けるという左傾化も著しいから、本当の保守系国民に見放されてしまった。

 こうなると、両党ともに崩壊し、一時的に「カオス」状態になるのも不思議ではない。

(ふくだ)



民は不公平をもっとも嫌う【2010年2月25日発行分】

 鳩山由紀夫が、母親から五年間で十二億円以上もの不労所得を得ていながら、「そんなの知らなかった、いつの間にそんな金を母から貰っていたんだろう?」だと。この鳩山のセリフが本当だとしたら、鳩山は未だに幼児の脳味噌か、完全にアルツハイマーに違いない。

 まさか鳩山のこんな幼稚な弁解を国税局、検察、警察が認めたり、見逃すことはないと信じたい。馬鹿の真似した重大な犯罪だ。民はこのような不公平をもっとも嫌っている。“悪人ほど好人物に見える”とも言うから、鳩山の「友愛」なんて言うセリフは、自分を好人物に見せかけるセリフであり、国民を騙すテクニックの一つに過ぎない。

 小紙が知っている鳩山は、新聞、雑誌等を講読するのにも細かくチェックしているのだから、鳩山が金銭の出入りをチェックしていなかったというのはありえない。お人好しのお坊ちゃまに見せかけているだけの悪人だ。

予算委員会での「政治と金」問題

 予算委員会で、予算の審議よりも「政治と金」問題が重要視されるのは「おかしい」という声があるが、公共事業業者から賄賂をせしめたり、脱税しているような議員らで、我田引水の予算や法律をつくられる恐れがあるから「政治と金」問題を予算審議をやる前提としてやらねばならないのである。

 小沢一郎の議員報酬四十年分を合計しても十億円には満たないのに、何故か数十億円の資産になっているというのは、どういうわけだ???

(ふくだ)



【2010年1月25日発行分】

(イ)善く泳ぐものは川で果てる

 自己過信のあまり、川を馬鹿にしたあげく、溺れて果てること。

(ロ)盗人猛猛しい

 盗みや悪事をはたらき、それをとがめられても、ふてぶてしい態度をとったり逆に居直ったりするさまをののしっていう語。

 小沢一郎の悪行が今頃になって、連日報道されているが、小紙は十年前から事あるごとに徹底的に糾弾してきたので、未だに小沢一郎を娑婆に放置している東京地検特捜部に不信を抱いているのだ。

 そこで、小沢一郎という人物を観察してみると、(イ)と(ロ)の言葉が浮かんできたのである。

 永田町の住人らは、大よそ小沢一郎がゼネコンにタカリ、政党助成金をクスネていることは知っているにも拘らず、特に民主党内部からの告発がないのは、大なり小なり小沢の毒饅頭を食っているからだろう。

 “水清くして魚住まず”とも言うから、政治家全員の「重箱の隅」まで洗ってほしいとは思っていないが、小沢一郎の集金した大半は政党助成金(税金)、公共事業のピンハネだから、小沢一郎を支持していない国民の税金も小沢の懐に入っているということだ。

 これが仮に自民党谷垣政権で谷垣総裁と大島幹事長の問題だったら、労組系の民主党、社民党などは、故松岡利勝代議士を責め殺したように絶対に許さないだろう。

 その労組系が今や小沢の親衛隊だと…

(ふくだ)



新春から民主党の崩壊が始まる【2009年12月25日発行分】

 悪党小沢一郎は、来年の参院選を衆院選との同日選に持ち込もうとヤッキになっている。ところが、天は小鳩らの悪行を見逃すはずはない。新春より民主党の崩壊が始まる。

鳩山のゴッドママにも疑惑?

 ゴッドママが過去に巨額の相続を受けていたとすれば、当然、高額所得者番付の上位に掲載されていたはずだが、そんな記憶はない。

 もっとも、石橋正二郎(ゴッドママの父親 ブリヂストン創業者)が亡くなったのが、一九七六年だったから三十三年前だと当時の新聞でも逆上らないと本当のところは分からない。

 単純に鳩山兄弟に四億円を三十年にわたって生前贈与していたとすれば百二十億円になる。また、鳩山兄弟の父親の資産も相続しているのだから、それらを合わせてゴッドママは真目に相続税をはらっていたのかね。

民間人なら懲役

 鳩山兄弟の巨額脱税は、長年にわたる悪質なものだ。これが成り金あがりの民間人だったら、即刻、懲役の上、重加算税で国税に身ぐるみ剥がれるところだ。

 法の下の平等だとかなんとか、学校では教えているが、全国の子供たちもこの総理の悪行を見て、どのような理解をするだろう。末恐ろしくなる。

悪党小沢もいよいよ年貢の収め時

 鳩山兄弟もさることながら、今や民主党どころか日本国を采配しだし、無理やりに天皇陛下のスケジュールまでも変更させ、有頂天になっている小沢だが、そうは問屋が卸さないようだ。

 数十億円の政治資金を小沢個人が横領し、不動産経営をしていることは周知のことだ。このことに国税も司直も手を出さないとしたら、もう法治国家ではない。新春早々には小沢の年貢を回収する作業が始まりそうだから、乞うご期待・・・

平沼新党が参院選までに発足

 十二月に「呉竹会(会長 頭山興助)」で講演した平沼赳夫代議士は、来年参院選までに「新保守党?」を発足することを宣言した。乞うご期待・・・

(ふくだ)



鳩山と小沢のデタラメ政治資金感覚が通用するなら、法律も倫理もいらない【2009年11月25日発行分】

東京地検は、眠っているのか、サボっているのか分からんが、小沢一郎民主党幹事長が政治資金を横領、または脱税し、多額の不動産を取得していることは明明白白であるにもかかわらず、今に至っても逮捕しないというのは全く解せない。

また、鳩山由紀夫総理は、鳩山一族の金も自分の金も政治団体の金もドンブリ勘定で、公金と個人の金の分別ができないのだから、国の予算も鳩山一族の金も分別できないはずだ。小沢にしてもしかりだ。

鳩山と小沢のこんなデタラメな金銭感覚だと、そのうち、国の借金は膨大に膨れ上がり、何故か、鳩山一族と小沢一族に資産が増えていたという結果になりはしないか。

これじゃ善良な納税者はたまったものではない。こんな輩に、法律をつくらせ、庶民を厳格に縛り、国の予算を采配されるのだから、どうやら、北朝鮮に近づきだしたのではないか。これでは、法律も倫理もいらないじゃないか。

鳩山家、小沢家の資産は、増えても減らない七不思議

 一般的には、どんな巨額資産家でも三代目には相続税で資産は無くなるというのが常識であり、この税法が、日本の麗しき公平税制なのである。

 ところが、鳩山一族は五代目にして、周知のように資産はいまだに湯水のごとくあるようだ。また、小沢一郎は二代目だが、資産は減るどころか、何倍にも増えているのだ。小沢が商売で成功したという話はない。ゼネコンや官僚が脅されたという話はあるが。七不思議だ。鳩山家と小沢家だけは治外法権のような特権があるのかね?

 という次第で、国税庁は、徹底的にこの二人を捜査すべきじゃーないのかね…く

(ふくだ)



「語録」いろいろ【2009年10月25日発行分】

担ぐ神輿は、軽くてパーなのが一番だ

小沢一郎

秘書の罪は国会議員の罪である

鳩山由紀夫

核兵器を保有しない国は、真の主権国家とはいえない

プーチン

戦に勝は易く、勝ちを守るは難し

随書

目の前の敵がいなくなれば、味方の中に敵ができる

秋月記

面白き事なき世を、面白く

高杉晋作

スカートとスピーチは短い方がいい

一利を興すは一害を除くに如かず

元史

「上」で巨額の損失が発生すればツケは「下」に回る

サブプライムローン

失敗と成功の岐れめは己にあり、他人のせいではない

春秋左氏伝

正義をまっとうしようとすれば、落人になるほかはない

春秋左氏伝

おおよそ古より国を誤る者は愚人にあらずして才子なり

陸羯南

世は泡沫というが、山河の悠久に変わりはない

平清盛

岩茸と運は危ないところにある

木曽次郎義仲

しょせん、千里のへだては、年齢の差、世の見方の差、宇宙を観る眼のちがいでもある

平大納言時忠

どのみち、世に、栄々盛々などありえない。咲いた花は必ず散る。栄枯盛衰が自然な姿なのだ。まして、自分の亡い後、平家が弥栄えてゆけようはずはない

平清盛

自分が死んでも、仏事供養の必要はない

平清盛

なるほどね~(ふくだ)



“大丈夫、心配ない”「鳩山」「一郎」もオウンゴールする!!【2009年9月25日発行分】

 いやいや、今回八月三十日の総選挙は、自民党の「お見事な負けっぷり」で、国民の一人である愚生も空いた口が塞がらなかった。

 投票日前のマスゴミの予想は悉く自民党は百五十議席前後であったが、愚生が八月初旬に南九州へ取材に行ってみると自民党が勝ち越すとの情報が多かった。

 それで、マスゴミ連中から聞かれると「県庁所在地など都市型では自民党は負けてもローカルの方が議員の数が多いから悪くても二百議席は取れるよ、すると公明党が二十五議席だと共産党、国民新党、社民党、平沼グループなどがあるから民主党単独過半数にはならないね。」などと愚生の独断と偏見の選挙占いをしていたのだが、大きく外れてしまった。

 愚生ごときに選挙予想を聞きにきた方々へ深く陳謝いたします。但し、熊本、鹿児島、宮崎の南九州は予想どおりに自民党の勝ち越しとなったことを一言付けたしておきたい。

 民主党が大勝したというので、小沢一郎は毎晩眠れない位に嬉しがっているのではないかなー(勘違いだけど)。

 実際には、小沢民主党が勝ったのではなくて、自民党の安倍総理のオウンゴール、福田総理のオウンゴール、最後に麻生総理の未曾有のオウンゴールと連発のオウンゴールに、嫌気がした自民ファンの反発票が、一度民主党にやらせて、自民党を民事再生させようという結果が大敗になったということだ。

 さて、十月に入ると国会が始まり、早速、「鳩山」「一郎」への悪徳献金問題が噴出、外交防衛問題、来年度予算組替問題等々と処理できずに二人で連続オウンゴールしそうだ。

(ふくだ)



「鳩山」・「一郎」が天下をとれば悪が悪でなくなる【2009年8月25日発行分】

 「ある大事なものが、人間社会からいつか失くなり、それは曲がりなりにもまだ護持しあっていた道徳というものだが、一旦、これを無視し出して無視する方が、世の勝利者だとなってくれば、いたるところで、この約束の破棄は始まってくる。

 悪が悪でなくなり、勝利者だけがいくらでも後から自己を正当づけ得る。」新太平記(吉川英治著)

 このくだりは、鎌倉時代末期から室町時代に突入する南北朝時代の戦乱の時代を描いた吉川英治の大作である新太平記の中の一節である。

 登場人物は後醍醐上皇、足利尊氏、新田義貞、楠正成等々多士済済だが、中でも吉川英治が最も愛したと思われる人物は楠正成ではないだろうか。後醍醐上皇には忠犬ハチ公の如く使え、一族郎党、地域社会のために全財産を投げうち、ついには、尊氏に敗北と悟り、潔く山寺で側近たちと共に自害して果てるのである。この時、尊氏は正成らを救おうとしたのだが、それを潔しとしなかったのだ。

 人間社会のドラマで最も醜いものは、悪徳代官と悪徳商人であるが、この典型的な現代のモデルが小沢一郎と西松建設の関係だろう。小沢一郎は悪徳代官を自覚し、西松建設は悪徳越後屋を自認しているから一郎は巨額をせしめ、自己資産を増やし、西松も多額の工事を受注したのだ。

 鳩山由紀夫とてあの世からの献金だと堂々と偽装し、税金を免れようとする大資産家だ。こんなのが政権とった日にゃ“悪人が悪人でなくなる”ぞ。

 但し、「鳩山」「一郎」が罪滅しに全財産を国に寄付するというのなら悪人が善人に変身するのだが……。

(ふくだ)



いよいよクライマックスの政界ドタバタ喜劇【2009年7月25日発行分】

 七月十二日の都議会議員選挙で自民党は大敗、民主党が第一党となったが、民主党単独で過半数を取ったわけではない。ここでキャスチングボートを握っているのが僅か八議席しかない共産党なのだから石原知事はたいして困らないだろう。

 最後の手段で、民主党と共産党が一緒だと、石原知事に、「民主党は共産党と石原とどちらを選択するか」と迫られることになり、八議席しかない共産党と民主党が運命を共にするわけにはいくまい。それが切っ掛けで民主党が分裂することもありうるから面白い。

総選挙で民主党が政権とれば再分裂

 「一度くらい民主党へ政権をとらせてもいいじゃないか」というのが世論だ。

 国民がそんな気分になったのは、自民党政権下で国民年金不正事件、防衛庁汚職事件、郵政民営化混乱、道路不採算行政、消費税アップ等々のことがマスメディアに連日報じられ国民の頭に染み込んでしまっているからだ。

 不祥事では、現在進行中の民主党の「鳩山」の四億数千万円脱税事件、「一郎」の数十億円不正蓄財事件などは、自民党の大事件だったロッキード田中角栄事件、金丸信の金延棒隠匿事件もタジタジの大事件にもかかわらず、大マスゴミが関心をしめさないのは、取り敢えず、一度民主党に政権をとらせ、表舞台に座らせてからが追及はしやすいとの考えかもしれない。

 クライマックスは、民主党が政権をとったら、早速、鳩山、一郎の政治と金の問題で紛糾、次は外交、防衛問題で紛糾、そして来年度予算審議で紛糾し、“民主党は万事休す”となり、再分裂するというシナリオだと民主党政権の寿命は来年となる。

 来年は参議院選もあることだし、民主党政権での解散となれば、一年中が選挙の年となり、政界ドタバタ喜劇(悲劇)は終わりそうにない。

(ふくだ)



小沢一郎への「友愛」を掲げる鳩山由紀夫のお尻は真っ青【2009年6月25日発行分】

 また、民主党代表になった還暦を超した鳩山由紀夫お坊ちゃまの小沢一郎だけへの「友愛」は、小紙も認めるが、その同志的な小沢との関係は、金銭的なものか、または、二人とも自民党内で信頼と能力を認められず、仕方無く自民党を出ていったことで、単純に自民党への怨恨が一致しているのであろう。

 それに鳩山は盛んに自民党が陰謀によって検察を動かし、小沢をターゲットにしているかのごとく騒いでいるが、もし、自民党にそんな力があるのなら、ロッキード事件当時、今の自民党より比較にならないほどの権力を持っていた自民党の最大実力者であった田中角栄が牢屋へ入ることはなかったのだ。田中角栄が逮捕された時、国民は、日本の検察はさすがだ、やる時はやるもんだ、悪徳は許さなかったと拍手喝采で、三権分立が機能していることを改めて確認したのものである。

 今回の小沢問題は、小沢が突出して政治を道具に悪徳をしていることに検察もこのまま見過ごすことができなくなっただけの話ではないか。

 この世に鳩山由紀夫を含めて清廉潔白の人間がいるはずがない。宇宙人だと分からないが。鳩山が言うように法のもとの平等を徹底的にやるとしたら、スピード違反、駐車違反はどうなるの?小沢の違反の程度は時速制限百キロの高速道路を千キロ以上で走っているようなものだ。田中角栄の時も突出していたので一罰百戒だったのである。

 さらに、鳩山は党の選挙資金と議員の生殺与奪(公認)の権限まで小沢に与えたのだから、強盗に金庫番をさせるようなものだ。万が一、鳩山が小沢を清廉潔白だと信じていたとするなら、鳩山の尻には真っ青の蒙古斑が残っているに違いない。

(ふくだ)



小沢一郎の「説明責任」とは、懺悔し「自首」することだ【2009年5月25日発行分】

 小沢一郎は、四月十一日、イヤイヤながら「民主党の党首を辞任するが、政治資金問題には一点の違法性もない」と開き直って党首を辞任した。

 小紙三月二十五日号のコラムで「小沢一郎に良心があるなら、潔く自首し、国民に懺悔し、牢屋で刑の執行を待つことだ」と勧告したばかりだったが、四月十六日、鳩山幹事長が党首になり、小沢は、その筆頭代行となり、実質的には表に居るより、最も裏稼業がやりやすくなった。

 この民主党体制は、明らかに悪党小沢一郎擁護体制である。民主党内の心ある人は「小沢自ら潔く自首することが説明責任である」と言いたいのではないか。

小沢一郎の政治資金は「入りも出」も真っ黒

 小沢の政治団体で集めた金(入り)は大半がゼネコンのマネーロンダリングであり、その政治資金の大半は小沢一郎個人の不動産(出)に化けていたことは、民主党議員ならずとも国民にバレているのだ。これが犯罪でないとしたら、この世の詐欺関連の犯罪は無くなるのではないか。

 特に小沢が悪質なのは、天下国家を良くするためには政治資金が必要だとして、無理やりに徴収した金(無税)で土地転がし、賃貸マンションなどを経営していたことだ。つまり、小沢のやっていることは、「入りも出」も真っ黒なのだ。

 また、小沢の毒饅頭を民主党の誰がどれだけ食べていたのかも関心のあるところだ。日教組や連合の労働貴族らまでが小沢饅頭に毒されていたとしたら「万国の労働者」は何とする?

(ふくだ)



老々介護、訪問介護反対!【2009年4月25日発行分】

  近年、老々介護や訪問介護問題が国会でも大問題になっている。要するに、人がこんなに長生きするとは、少なくとも五十年前までは想定外だ。

 当時の政府は、人口も経済も右肩上がり、健康保険も年金も永遠に右肩上がりを想定した政策をとってきた。ところが、十年前頃から、人口は減少、経済は右肩下がりを想定しなければならなくなった。

 そこで、この老々介護、訪問介護を考えると、将来、大変な社会問題になることも想定される。現在、老々介護や訪問介護が日に日に増加しているが、被介護者の中には、被介護者が被介護者を介護したり、被介護者が認知症、半認知症だったりする人たちも大勢いる。そこへ、「不届き者」の介護士が訪問介護へ現れ、被介護者の全財産を盗んでしまうということも想定しなければならない。こうなると、『オレオレ詐欺』どころではない。

 今や、清廉潔白のはずの民主党党首である小沢一郎が、公共事業請負会社や貧乏人から、政治活動費として政治献金、パーティー券、政党助成金(税金)の名目で何十億もの金を徴収し、その金で小沢一郎所有の不動産を買いあさっていたというのだから、もはや、この国には倫理も道徳もなくなったと見なければならない。小沢一郎は、まさに「オレオレ詐欺」の先駆者かもしれない。

 ということで、訪問介護士も信用できないという声も多くなってきた。もっとも、訪問介護費用も多額になるばかりで、そのうち、介護保険では間に合わなくなるのは、火を見るよりは明らかだ。となると、経済的にも安心介護にも「介護施設」に被介護者を収容するのがベターではないか。「介護施設」には、有り余った公共箱物を改築すればすむことだ。

“老々介護、訪問介護反対”

“明日は我が身の”

(ふくだ)



小沢一郎には、自首し、潔く牢屋で刑の執行を待つことをお勧めする【2009年3月25日発行分】

 毎日毎日、小沢一郎の悪行報道を見ているとイライラしてくる。また、民主党の鳩山由紀夫幹事長や山岡賢次国対委員長らの小沢擁護発言もしらじらしく、小沢からの毒まんじゅうが、身体全体に浸透しきっていることを公表しているようにしか見えない。

 国民の血税での公共事業から有らん限りの手法で多額の金を巻き上げて、小沢自身の勢力拡大と蓄財を重ねてきたことは、小沢の側近である鳩山由紀夫や山岡賢次らでなくとも民主党議員らは百も承知のはずだ。それをさも法難であるかのような弁解をしているというのはどういう料簡なのか?

 小沢一郎が突っ張れば突っ張るほど悪行がさらに暴かれることを、過去の汚職事件を身近に見てきた民主党の連中には分かると思うのだが、どうやらその学習効果がないようだ。小沢自身がそのことを一番恐れているものと思われる。

 ならば、小沢もこの辺で、良心があるなら、潔く、自首し、国民の前に懺悔し、牢屋で刑の執行を待つことをお勧めする。刑は、殺人犯ではないので、死刑にはならないから大丈夫、心配ない。ただし、万死に値するくらいの刑罰が相応しい。

(ふくだ)



本音と建前で立往生している総理【2009年2月25日発行分】

 二月五日の衆議院予算委員会で麻生太郎総理が「郵政民営化には反対だった」などと言っちゃったから、与野党一斉にハチの巣をつついたような騒ぎである。自民党内の反麻生派で郵政民営化を強引に推進した小泉一家(元ブレーン、チルドレン等)は、麻生総理になって干されていただけに怒り心頭に発したというわけだ。

 それで待ってましたとばかりに十二日、郵政民営化の「元締め」の小泉元総理がシャシャリでてきたから事はまた大きくなってきた。

 ここでまた、麻生総理が「郵政民営化の見直し」などと言ったら、またまた、「郵政民営化見直し選挙」をしなければならない。同じテーマで二度の選挙はいくらなんでもないとは思うが

 麻生さんは、何事も「朝令暮改、日替わり弁当」などと揶揄されているが、よくよく振り返って見ると、最初の発言は本音で後からの発言は建前なのである。

 名君ほど朝令暮改は日常的だったという説もある。正直者の名君は、朝に自分の考えで命令を下すが、後で側近の賢者に諌言され、それが正しいと解り、朝下した命令を暮には翻した命令に改めるというのである。命令される者にとっては、こんなに迷惑な君はいなかったに違いないが、結果的に人民にとっては幸福だったから名君と呼ばれていたのだろう。

 それなら、最初から側近の賢者の意見を聞いておけば良かったのであるが、そこが、制度や雰囲気や何やらで後からでないと諌言できなかったのかもしれない。

 ドイツは、本音と建前が同じもの。英国は、本音よりも建前。米国は、建前よりも本音。だと言われているが、日本の場合はどっちだろう?

(ふくだ)



今もっとも活字を読む人たち【2009年1月25日発行分】

 平成時代になってから、電車内で新聞や雑誌などを広げている人たちが極端に減り続け、いまや車内で新聞を広げていると時代遅れの変人に見られかねないありさまだ。

 こうなった背景には、一番に携帯電話の進化のすさまじさ、二番目に週刊誌などが家に持ち帰れないようなワイセツ記事の紙面が多いこと、三番目にはホームにごみ箱が無くなったこと、四番目には若者たちが活字紙、誌どころかマンガ雑誌すら読まなくなったことなどである。

 平成になるまでは、電車内で大判の新聞を半分に折って窮屈そうに車内のサラリーマンは十中八九人は読みふけっていたものだ。それで一つ、二つの駅を乗り過ぎてしまったという人は、愚生だけではあるまい。

 そこで新しく登場したのが日刊ゲンダイ、夕刊フジである。この両紙は日刊で百万部を発行するという時代もあったのだが、最近はこれらタブロイド紙も広げている人をほとんど見かけなくなった。愚生は電車に乗る時は習慣的に必ず、売店のエプロン見出しを見て、どちらかのタブロイド紙を買うのであるが、車内で一人広げているのも何とも寂しい。

 ところが、新聞、雑誌、文庫本、法律関係の活字本、紙、誌が売れている所があるというのだ。年末に久々に顔を見せてくれた知人のK氏が、三年の懲役を体験した時の話を語ってくれたのだが、留置所、拘置所、刑務所などの住人は、テレビやパソコンを使える状況ではないので、取調べや、作業がない時は、何もすることがないので、新聞、雑誌、文庫本、専門書などを読みふけっているというのだ。

 それで、裟婆にいる連中よりもよほど物知りだし、中には、故三浦一義のように、弁護士顔負けの法律知識を取得する者もいるという。また、出所して小説家になった者もいるというから、いまや知識人は刑務所にしかいなくなったのか?

(ふくだ)



明日はどうなる?【2008年12月25日発行分】

 今、世界中が百年に一度の大恐慌だと連日、マスコミは警鐘乱打している。例外として北朝鮮だけは、この世界大恐慌には関係なし。やはり、何にでも例外はあるものだ。

 そこで、「明日はどうなる?」という「見出し」が五木寛之著「こころの天気図」のエッセー集の中にあったのを思い出したので記してみる。

 「一年前、もしくは二年前に刊行された経済関係の本を読むと、実におもしろい。おもしろいだけでなく、役に立つところがはなはだ多いことに感動する。

 堂々たる理論や統計を援用して、さまざまな未来図が描かれ、「明日はこうなる」と自信にみちた口調で語られている。その内容を、現在の実状と比較検討することほど興味深い作業はない。

 なかには国内、国外の歴史上のエピソードを巧みにパッチワークして、この国の経済の行方を講談よりもいきいきと活写してみせてくれる本もある。横文字の業界用語や、無数の外国書を駆使して、おもわず畏敬の念に低頭したくなるようなご託宣もある。

 そこで提出されている一年後、二年後の見取り図と、今現在の経済の実状とを照らしあわせてみると、ほとんど絶句するしかないほど食い違う。要するに当たっていないのだ。

 バブル経済の分析などという昔の話はどうでもよろしい。いや、論文として研究するのは勝手だが、私たち読者にとっては「明日はどうなる」かが問題だ。一寸先は闇といわれる世の中が、半年先、一年先はどうなるかを知りたい。それを正確に予測するための過去の分析だろう。経済の理論だろう。

 一年前、二年前に出版された本を読み返して納得するのは、「明日のこと」を予測できる理論などこの世になく、それを教えてくれる本など実はないのだ、ということである。・・・」と言うことだと、太郎でも一郎でも期待できないということか・・・

(ふくだ)



悪徳役人を鞭打つ「張飛の図」【2008年11月25日発行分】

 昨年来、中国の四川、チベット、新彊ウイグル地区は、大地震や中共政府の人権侵害、大虐殺など、北朝鮮、イラク、アフガニスタンと並んで、世界で最も注目されている地域である。

 この四川省は、その昔、巴蜀と呼ばれ、三国志で主役を演じる劉備玄徳、関羽、張飛、諸葛孔明らが成都に移住し本拠地とした所であるが、ここの大観公園という中に大観楼という迎賓館みたいなものがあり、ここにある長椅子のもたれに丸い磁器板がはめこまれていて、呉須の美しい釉薬で歴史画が描かれているという。

 この絵は、「三国志演義」の一場面で、張飛が悪い役人を役所から引きずりだし、大衆の面前で鞭打っている図だという。今の日本でも厚労省はじめ地方自治体に至るまで役人ではなく悪人がはびこっているから、大衆の面前での「鞭打ちの刑」を即、採用すれば効果覿面ではないか。

 この四川省より南西地区は劉備、張飛、関羽、諸葛亮らが入蜀するまでは、秦でも漢でもなく言葉も違う蛮夷(外国)だったのだから、諸葛亮らが侵略し、さらに二十世紀まで侵略を拡大してきた地域だ。

 中国というのは、春秋時代(約三千年前)より、少数の地域民族が渦のように国盗り合戦をつい最近(六十年前)までやってきたのだから、今の中国に古来からの漢民族というのが本当にいるのか?

 「張飛の図」の話は、「中国・蜀と雲南のみち」司馬遼太郎著からの抜粋だが、司馬遼太郎がここで言いたかったことは、この地域の人、文化、文明が日本のルーツではないか、ということだ。確かに読み進んでいくうちにそんな気がしてきた。

(ふくだ)



不可解な税制を考える【2008年10月25日発行分】

 今、国家財政も地方財政も“危機だ破綻だ”ということで、霞ヶ関の頭が良いとされている連中と彼らに洗脳されている国会議員らが、消費税大増税、たばこ税大増税などと声を大にしている。

五十種以上の税金は非合理的

 そこで、税金の種数はどのくらいあるのか、と調べてみると、何と五十四種類の税があるのだ。身近に考えても、所得税、法人税、事業税、自動車税、ガソリン税、酒税、たばこ税、住民税、固定資産税、有価証券取引税、消費税等々、これらの税金は、国や地方自治体が国民の生活のために必要な財源として国民から徴収するのであるが、五十以上の各税金を算出、申告、調査、請求、徴収、管理する官民の携わる人数は数十万或いは百万人を越すかもしれない。どんなに税金の種数があっても払うのは、個人か法人なのであるから非合理的である。また、どんな種類の税金でも支払い能力のないところからは取れないのも現実だ。

 最近、リーマンブラザーズをはじめ、破産や民事再生などがオンパレードである。これら、倒産した法人や個人は、顧客や社員から預かっている源泉税、住民税、社会保険料、消費税などはほとんどが支払えない、つまり、預かり金は使い込んでしまっているし、優良資産は金融機関に押さえられているから、税務署もお手上げなのである。末端の納税義務者は確実に徴収されているのだが、間接的に法人や個人が税金を預かるシステムだとこんなバカバカしい不可解な結果になる。この未収税金の総額がどのくらいあるのやら?

 ならば、税金はあるところから取るを原則に「法人税、個人税」の二種類にし、資産(現金、預金、有価証券、固定資産)を基準に資産保有税の加減にすればシンプルで算出も楽になると思うのだが???(ふくだ)

(ふくだ)



杞 憂【2008年9月25日発行分】

 杞憂とは「根拠のない心配」や「取り越し苦労」のことだが、語源は昔の中国の杞という国の人が天が落ちてきはしないかと心配した故事から出ている。何事も心配しだしたらきりがない。

 いよいよ総選挙が始まるが、自民党、民主党はじめ各政党は、今の日本の経済状況では、明日にも北朝鮮のように餓死者が続出するかのように国民を脅しまくっている。それを聞いている国民は、原油の値上げで物価が上昇しているから、ひょっとしたら数年後は本当に大変な事になるのではないかと「杞憂」に感じている人もいるに違いない。

 しかし、日本が外国から借金しているわけでなし、むしろ米国はじめ海外への債権は官民合わせると約五百兆円を超しているというから、年金、保険の不足する分は海外の債権を回収して埋められるはずだが、そんなことは政党や政治家も棚にあげて国民を不安にさせるばかりである。

 内政問題は与野党共に似たり寄ったりだから、どちらが勝っても大した違いはないと思うが、国民の生命と国土の問題である拉致問題、外交防衛問題をどの政党も争点にしていないのはどういうことか?

小沢一郎の「化けの皮」は剥がれている

 九月十二日の読売新聞の世論調査で、麻生太郎と小沢一郎のどちらが首相にふさわしいかとの調査は、麻生太郎五九%、小沢一郎二七%となり、倍以上の大差で麻生太郎が支持されている。

 麻生太郎が小沢一郎の倍の能力があるとは信じられないが、小沢の「化けの皮」が剥がれているからこんな結果になったということだ。

 政治資金がいつの間にか小沢個人の資産に化けていたのだから、小沢が天下をとったら、いつの間にか国の資産が小沢の資産に化けているかも?

(ふくだ)



千の風になって【2008年8月25日発行分】

  八月十五日は、お盆と終戦の日なので、本来なら、お墓参りと靖國神社へ参拝をしなければならないのだが、腰痛が酷くて、どちらもご無礼することになってしまった。

  それで、ふと浮かんだのが秋山雅史が歌っている「千の風になって」である。この歌詞には、神や仏になった人の思いが伝わってくるような気がするので記してみる。

  私のお墓の前で 泣かないでください

  そこに私はいません

  眠ってなんかいません

  千の風に

  千の風になって

  あの大きな空を

  吹きわたっています

  秋には光になって 畑にふりそそぐ

  冬はダイヤのように きらめく雪になる

  朝は鳥になって あなたを目覚めさせる

  夜は星になって あなたを見守る

  ・・・

  この詩は、永六輔も坂本九の葬儀の時に朗読したという。特に英霊には相応しい詩ではないだろうか。

(ふくだ)



警察までが高齢者に枯葉マークで差別、反則金を徴収【2008年7月25日発行分】

 政府は、このところ消費税、たばこ税の大幅増税、後期高齢者からの保険料徴収新設などなど、弱者から広く多額を徴収することばかりを進めているようだが、本年六月一日から新たに後期高齢者(七五歳以上)の運転免許所持者には「枯葉マーク」を表示させ、違反したら反則金四千円を警察がふんだくるということになったという。

 このことに怒っている小紙の愛読者Sさんから苦情が寄せられた。Sさんは、後期高齢者になりたてのホヤホヤだと思うが、後期高齢者になったとたんに、やれ高齢者保険料の新設だ、「枯葉マーク」を表示しろ、違反したら罰金だ、消費税、たばこ税も上げるぞと、年金生活者からふんだくることばかり言っている政府与党に対して“怒髪天を衝く”勢いで怒っているのである。小紙も同感である。

 Sさんは、還暦頃まで、反共産党では屈指の月刊誌の専務取締役を務めていた人でもあるから、根っからの右系保守派である。それが、これほどに怒っているところを見ると、これまでの思想まで転向しかねないくらいだ。

  金持ちの為政者が考え付く増税

 前記の増税案を進めている連中は、霞ヶ関キャリア組に、お坊ちゃま議員らで、彼らは「枯葉組」になっても何の心配もない「勝組=金持ち」派である。彼ら自身は消費税を一〇%上げようが、タバコを千円にしようが全く困らないから、四苦八苦している年金生活者やシャッター街の高齢者の悲鳴など「負け犬の遠吠え」にしか聞こえないのだろう

 「枯葉マーク」の人は寿命に近いから今の内にふんだくろうというマニュフェストのようだ。

(ふくだ)



保守派はリベラル派より勤勉で幸福【2008年6月25日発行分】

 このタイトルは、産経新聞、六月八日の「コラム」(ワシントン―古森義久)のものである。

 米国社会では保守派がリベラル派の人間よりも人生への満足度が高く、勤勉で寛容―という調査結果をワシントンの大手研究機関「ヘリテージ財団」が六日発表したことから色々と記されている。

 この中で、保守派とリベラル派の違いを記してあるので、その一部を抜粋してみたい。

  自分の人生について

 「完全に満足している」と答えたのはリベラル派では一二%、保守派では二九%。「あまり満足していない」と答えたのはリベラルで二四%、保守派で一三%。

 所得が同水準でもこの相違は同じだった。

  「他人より勤勉に働くことで抜きんでる」ことを信じると答えた人が共和党支持層では七五%、民主党支持層は一四%。

 「誰も成功する能力を有している」と答えたのは共和党層で八〇%、民主党層で四四%だった。

  「社会福祉で資金受給の資格がないのに間違って受け取っても構わない」と答えたのはリベラルでは三三%、保守では一五%だった、とある。

 この調査結果は、あくまでも米国のことであるが、保守派(共和党層)の方が、リベラル派(民主党層)よりも、現実的で勤勉、正直であり、リベラル派は、世の中に対して不平不満が蔓延しているようだ。

 さて、日本でも同じような結果が出るかどうか?

(ふくだ)



丸い時刻で約束をするな【2008年5月25日発行分】

 ツアーなど団体旅行で、自由行動のあとの集合時刻に必ず遅刻する人が数名はいる。知らないところだから迷子になることもあるのだが、恣意的に遅れて涼しい顔をしている人もいる。既に時刻どおりに集合している人たちはイライラしているし、添乗員はもっと心配している。こんなことが何度もあると折角の楽しい旅行をぶち壊してしまう。

 この遅刻する最多の原因は、集合時刻が八時ジャストとか八時半とか「丸い時刻」を設定すると、「二、三分や四、五分遅れてもどうということはないだろう」と勝手に判断し迷惑をかける人がいるというのである。それで、集合時間を三時七分とか三時十三分とか「尖った時刻」にすると遅れる人は皆無になるというから不思議だ。従って約束時間は「丸い時刻」にするな、ということだ。

 心理の盲点

 八時だとか八時半だとか、きちんと丸まった時刻にすると人は勝手に、ジャストタイムの中にゆとりを見つけようとする。

 ところが時刻が中途半端に尖っていれば、危機感を募らせるらしい。

 もしも遅れたりしたら、置いていかれるんじゃないか、と。

 尖った時刻には、ゆとりを感ずる隙間がないからだ。

 尖ったものには、ひとは注意を払う……これは、なにごとにも共通する摂理だ。

 存在が丸いと、あって当たり前だと思い、ひとは注意を払わない。

 この話は時代小説家の山本一力のエッセーより抜粋したもので、山本は若い頃に旅行社の添乗員をした体験から前記のような「心理の盲点」に気がついたという。

 小生にも若干心当たりのある事柄だけに他人事ではない。

(ふくだ)



北京五輪に不吉な予感 【2008年4月25日発行分】

 いよいよ聖火リレーがスタートしたが、早くもチベット、イギリス、フランス、アメリカと世界各地で、中共政府の異民族、中国人民に対する虐待や人権差別問題は、世界平和の祭典に反しているとして抗議運動は益々盛んになりそうである。八月の式典頃には頂点に達し、オリンピックの開催は不可能になるに違いない。

「徳もないのに福があるのは災禍だ、近く災禍がやってくる」

 と言ったのは、紀元前六六〇年、中国春秋時代の舟之僑という人物(春秋左氏伝より)であるが、見事に今の中共政府のことを指しているようだ。

 当時の中国からすると、チベット、新疆ウイグル、蒙古、満州、広東などは夷狄という外国(化外地)であったが、現在でも民族―文化は中国とは異質のものなのである。それを中共政府が武力で統治しつづけようとするから災禍が起こるのだ。

 経済がいくら発展しても五千万共産党員一族郎党だけが私腹を肥やすのみだということが人民にも分かってきただけに、この北京五輪という最大の国際行事に不満を爆発させるだろう。

 となると日本とて穏やかではない、中共政府は、災禍が起こると日本の所為にするのだから。日本の優良企業が片っ端に槍玉にされ、踏み倒され、日本経済も無理心中させられる恐れが十分にある。

「安逸は酖毒のたぐい、恋々としてはなりません」

 とは、舟之僑と同時代の管仲が斉侯に「何もせずのんきに平和ボケしているのは、猛毒をのんでいるに等しいのですよ」と諫言した言葉である。……

(ふくだ)



「ヒトの檻(おり)」見て我がフリなおせ【2008年3月25日発行分】

 〈熊本県上天草市の「わくわく海中水族館シードーナツ」に、来館者を動物に見立てたユニークな「ヒトの檻」が出現、家族連れなどが互いに入って金網越しに写真を撮るなどして楽しんでいる。

  檻は幅一・五メートル、高さ二メートルの鉄製で、今月初めに入場口近くに設置。「霊長目ヒト科」と動物分類を説明した檻の前には、「趣味=地球破壊、戦争」、「好物=お金、肩書、見え」、「弱点=周囲の目に弱く自分に甘い」などと皮肉たっぷりに紹介している。

  「人間の本性を見詰めてもらいたい」という同館特別技術顧問の川原征一郎さんの発案で、来館者に記念撮影ついでに一考してもらう狙い。

  意表をついた檻の出現に、来館者は興味津津の様子。川原さんは「見る立場から見られる立場に視点を変え、自身の行いを省みる機会にしてもらえば」と話している。〉

 以上の記事は、三月十一日、熊本日日新聞に掲載されたものである。なるほど、この「ヒトの檻」の使い道はありそうである。

 国会、都道府県議会、市町村議会の議場の入口に設置し、「ヒトの檻」の中に当番の議員が入り、他の議員はそれを見て議場へ入るようにすれば、少しは真摯な議論ができるようになるかも知れない。霞ヶ関の各省庁にも設置し、特に税金の無駄遣いや、社保庁のようなデタラメをやった責任者たちは全部「檻」の中へ入ってもらい、納税者が見学できるようにしてもらいたい。

 他人のことより先にお前が入れ…か、はい、近い内に天草へ行き「ヒトの檻」に入って、我がフリをなおしてきます。

(ふくだ)



税務署へ納税者から感謝状【2008年2月25日発行分】

 この「見出し」を見たら、“納税者が税務署へ“感謝状”とは、“いったいどこのどいつだ”、頭がおかしくなったやつではないか?と思われる方が多いだろう。

 今の日本は、飯を食っても、糞をしても、車、電車、バスに乗っても、息しているだけでも税金をふんだくられ、その結果、その税金でクマ、鹿、イノシシの高速道路をつくり、田圃をつぶして農林道バイパスをつくり、全国津津浦浦にデカイ箱物会館をつくりっぱなし。

 それに失業対策事業のような天下り用外郭団体をつくられ、納税者はたまったものではない。頼むから消費税だけでも0にしてほしいと思っているところに冒頭のような「見出し」の文を見たら、「上方漫才」のネタにしか考えられない。

 感謝状

 「昨日は上納決定書を拝し、謹みて頂戴し神棚に御供え申しました。(中略)思うほどな献納も出来ぬ私は、この上納の御達示により、幾分でも御奉公の出来ることを喜んでおります」

 「微力なる不肖らに、思いがけなき国税納付の恩命、まさに歓喜の極みに御座候。我らごとき無能なる一生の身にとりて、えもいわれぬ一種の快味を禁じ得ぬものに御座候」

 と言うような感謝状が税務署に山と築かれたという記事が昭和十七年七月二十三日の朝日新聞に掲載されたそうだ。

 現代人からすると、抱腹絶倒もの、ヤケのヤンパチで税務署をカラカっているとしか思えないが、ひょっとするとこれは正気の投書であったかも知れない。そう認めたからこそ、税務署もとくとくと発表し、新聞も感激してこれを掲載したのだろう。

 という話は、「昭和前期の青春・山田風太郎著・筑摩書房」より

(ふくだ)



寒中お見舞い申し上げます【2008年1月25日発行分】

 旧年中は、小紙のご購読ありがとうございました。

 本年も相変わらずのお引立てよろしくお願い申し上げます。

 今年は、解散総選挙の年になりそうで、これも地方活性化の一端になるのではないかと思っております。年々村祭りが寂しくなっている時、全国一斉に御輿が沢山の総選挙は、全国民の民意を問うと共に、政治、行政、経済に関心を新たにする機会でもあります。

 ただ、小沢一郎のように本会議の採決をスッポカスような人物も立候補すると思いますので候補者には篤と吟味して選択してほしいと祈念しております。

 このところの気象は、暑かったり、寒かったりで、特に小紙のご購読者にはシニアクラスの方々が多数と思われますから、体調を崩されないようご自愛下さい。

平成二十年正月二十五日(子)

発行人 福田法弘
編集人 相田 浩



議員秘書に金は貸さない都銀!!【2007年12月25日発行分】

 国会議員の秘書が不動産屋を通じて住宅ローンを都銀に申し込んだら、国会議員秘書という職業を聞いただけで断られた(受け付けなかった)というのだから、議員秘書も何と馬鹿にされたというか、地に落ちたものだ。この詳細は、「財界展望十二月号」の記事に掲載されている。

 “親亀こければ子亀もこける”のたとえで、特に衆議院議員は突然の解散があり、落選したとたんに即、議員も秘書も失業者になってしまう。それでも、有力な落選議員は、党や派閥が何とか面倒をみてくれるが、次回選挙で当選の見込みのない者までは面倒をみきれないというのが現実のようだ。ましてや秘書となるともっと大変なことになる。まさに現職と失職の差は“天国と地獄”“大名とニート”なのである。(最も不安定な職業)

 都銀は、さすがにその辺の事情を熟知しているから、国会議員秘書を信用していないのだ。小泉純一郎元首相の飯島勲秘書のように見えない力のある人物だと別荘までもっているというから、こうした秘書ならマイホームくらいは借金せずとも建てられるのだから、同じ秘書でも人それぞれということである。

 住宅ローンとなると、二十年、三十年の長期間になることを考えると、衆議院議員そのものが、四年以内に確実に選挙せねばならず、その度に銀行はヒヤヒヤなのだ。さらに、秘書の給料や退職金までもとりあげる議員までいるから危なくて仕方ない。都銀からすると国会議員には、献金、パー券で徴収され、貸金まで踏み倒されんじゃかなわないということか。因に、財界展望への告発秘書さんは、飯島秘書さんのようになられることを祈念するばかりだ。

(ふくだ)



小沢一郎民主党党首へ贈る言葉【2007年11月25日発行分】

 「利を追いつづけると利によって滅ぼされる。

 他者を批判した言葉は、おのれに返ってくる。

 他者を批判する心が働いたことは、おのれに驕誇が生じたことにならないか。

 人を批判して平然としていられるのは、本当に何ももたない庶民にだけ許されることである。」

(奇貨居くべし/宮城谷昌光著/中央公論新社)より、を小沢一郎民主党代表への「贈る言葉」としたい。

 十月末日から十一月五日にかけて、福田首相と小沢代表が、党首会談で、自民、民主の大連立構想をぶちあげ、面白いなと思ったら、舌の根が乾かぬうちに民主党の幹部会に反対されたから小沢は党首を辞任すると公言、開いた口が塞がらないとは、このようなことをいうのだろう。

 小沢は、これまで自民党を脱党し、新生党、新進党、自由党、民主党と創っては壊しながら数十億の巨額資産を得てきた実績からして、今回の自民党との大連立構想も、小沢の本音は、この案件を道具に、天下国家のことよりは、自分の資産をさらに増やす意図ではないかと疑るのは、小生の“下種の勘ぐり”だろうか?

 因みに、あまり自慢にもならないが、貧乏小社としては、富豪になる可能性は0なので、小社の続く限り、小沢批判は出来るということだ。…

(ふくだ)



「満州国」は「満足国」だった【2007年10月25日発行分】

 この「見出し」は、『中国人による中国人大批判』―日本は謝罪してはならない―金 文学著(祥伝社黄金文庫)の「小見出し」である。

 金先生は満州瀋陽(旧名・奉天)に生まれ、大学時代は長春(新京)で過ごした正真正銘の「満州の子」で、現在、大学で教鞭をとっているそうである。

 そこで、「見出し」部分の章節の中から抜粋し、記してみる。

〈私は、一九九七年から数年間、学術論文のため、満州映画を中心に、東北の長春などで聞き込み調査を行った事があります。また、満州国崩壊後ソ連軍によって持ち去られた満映のフイルム三〇〇巻を丹念にチェックしましたが、それらの映像は、満州国の繁栄振りを雄弁に物語っていました。中国でも、日本でも、満映のフイルムを見た人は数少ないと思われますが、このフイルムに映された満州を見る限り、「略奪」や「搾取」「地獄」のイメージを読み取る事はできなかったのです。

 私の聞き込み調査の中で、大変驚いた証言が返ってきました。当時満州国で暮らした多くの人々は、実体験を交えながら、こう語りました。

 「現在の共産党時代は国民党時代より劣り、国民党時代は日本の満州国時代より劣る」「もしも満州国がそのまま維持されたらならば、現在のようなみじめなことはなかった。日本みたいに発展したはずだ」、「満州国時代の列車は、今の列車よりも速くて快適だったのよ。満州国から四十数年が経ったのに、列車のスピードが遅いというのは、時代の退歩だよ!」「日本人は残虐だ、悪人だと言うけれど、私はそんな日本人に会った事はない。我々は仲良くやりましたよ」と回想しています。〉

 満州人の大学教授が、過去の日本国と日本人を研究した著書なので、特に親中派の方々にお勧めしたい。

(ふくだ)



盗るな、殺すな、嘘つくな【2007年9月25日発行分】

 なぜ、人を殺してはいけないのか?というテーマで、東洋大学の吉田公平教授の「中国哲学からの提言」という講義の一部を記してみる。

 “「盗るな、殺すな、嘘つくな」、これが、戒律の三綱領です。しかし、このように述べることは、そんなに難しいことではありません。どうしてかと言えば、それは、「していけないことである」ということが経験的に認知されているからです。けれど、なぜいけないのか、と改めて根拠を問われると、その問を正面から受けとめることを回避してしまいがちです。実はこの問に答えることに、人類はいまだ成功していないのです。

 これまでは、(1)神様に審判されて罰せられるから(2)刑罰を科せられ、社会から糾弾されて不利益を被るから(3)良心の呵責に懊悩するから、という説明がなされてきました。(1)は、無神論者、或いはその神を信じないものには効力を持ちません。(2)は、不利益を被ることを意に介さないものはせせら笑うだけです。(3)は、性善説を根っから承認していないものは、ハナから受け付けないでしょう。

 実際には、例えば「殺すな」という抑止力は、三者が複合して働いているのでしょうが、この世から「殺人」という行為は絶えることがありません。国家であれ、個人であれ、「殺人」を正当化しようとしますが、おそらくは、万人を納得させることはできないでしょう。そこで、もう一つの根拠を提案したいと思います。

 中国の哲学では、「身」(身体)と「心」(人格)を分けません。「身心一如」と言います。つまりは、他者を身心一如の存在としてとらえ、功利主義の視点を個人の「幸福権」に連結して説く考えです。しかし、他人の不幸を喜ぶ愉快犯や復讐を賛美する「教え」があるので、今後も「殺人」は絶えないでしょうが、この「幸福権」という第四の根拠は貴重な資源なのではないでしょうか。”

 という中国哲学からの提言である。しかし、中国には三千年前くらいから道教、儒教など立派な哲学があるにもかかわらず、今だに世界一の「盗む、殺す、嘘つく」の国というのが不思議?である。

(ふくだ)



孔子にも弱点があった【2007年8月25日発行分】

 紀元前五百年頃、中国の戦国時代に儒教の祖である孔子が、子路、顔回、子貢らの弟子たちと逃避行というべき放浪の旅を十四年もしていた。

 逃避行の原因となったのは、孔子が魯国の外務大臣、国土庁長官、裁判所長官を兼ねて政治改革を行い、半ば成功しつつあった時、守旧派からの巻き返しにあって、失脚、逃避せざるをえなかったのである。

 その間、彼らは、近隣国の食客になったり、乞食同然の放浪をしたり、散々な苦労をするのだが、概ね、孔子の名声を知る奇特な人たちに助けられて凌いでいた。

 そんなある時、田舎の農家に厄介になるのだが、弟子の子路に近所の人が、貴方たちは、「四体勤めず、五穀分めず」と非難したというのだ。「四体勤めず」というのは、五体は、頭、両手、両足のことをいうとすれば、両手、両足は使わず、頭だけの弁舌だけではないか、それに、「五穀も作らないで怪しからん」と孔子らは非難されたわけだ。

 これには、さすがの、孔子らも一本とられたらしい。人を正しく導くリーダーとして、人徳の固まりのような孔子とその弟子たちも、この非難は彼らの最大の弱点だと思い知らされたという。

 つまり、孔子らが弁解するとすれば、逃避行の放浪の身だから、定住地がないので仕方がないのだ、ということになろう。しかし、現実には、非難されたとおりなのだ。

 この話を聞くと、ドキッとする御仁が沢山いるのではないか。特に、能書きの多い政治家や評論家、司会者、コメンテーターなどは、舌だけが達者で、人徳もなさそうである。

 そんなこと言うお前はどうだ、と言われると、ひたすら「土下座」するしかない。

(ふくだ)



「政治と金」【2007年7月25日発行分】

 またまた赤城徳彦農水相の事務所費不正疑惑である。政治家の金銭スキャンダルは、昔からと言っても、故田中角栄元首相のロッキード事件以来が特に注目されるようになった。

 それまでは、「政治家の金と女」に関しては、タブーであり、むしろ政治家が、どこから金を調達するのか分からないが、選挙には多額を浪費し、妾の一人や二人をもっているくらいでないと大物の政治家とは認められないという時代であった。

 また、その時代の政治家は“食客”のような私設秘書を抱え資金と情報を収集し、マスコミ関係者(特に政治部記者)や、使える官僚などには、盆、暮、人事異動時に餞別、祝儀不祝儀など、事あるごとに金一封(人によって額面が異なる)を配っていたのである。

 その例をあげると、何時だったか田原総一朗がサンデープロジェクトの番組で、田原の岳父が亡くなった時に、加藤紘一代議士から香典を貰ったと自慢げに高らかと公表していたので、一般の人たちも田原が国会議員らから大分金をもらっているなと感じたに違いない。

 というわけで、昔の政治家は金が随分とかかったであろう。しかし、田中角栄のように政商と政治家を兼任して金を一極集中し、巨額の財産を貯め込むというのは、例外で、大概は、大盤振る舞いしていた政治家も最後は、悲しいかな井戸塀か墓しか残らないというのが真相のようだ。

 それでも、政治屋として巨額の不動産を蓄財している小沢一郎民主党党首などもいることは周知のとおりだ。

 そこで、「政治と金」の問題を一挙に解決する方法は政治家や、政治団体はそれぞれ万屋(よろず屋)として青色税務申告し、国税に毎年チェックしてもらうことだ。とすれば、国民も半分くらいは納得するだろう。

(ふくだ)



松岡勝利農水大臣の自殺を考える【2007年6月25日発行分】

 松岡前農水大臣とは、昭和六十三年頃、時の故佐藤隆農林大臣が「次期総選挙に、内の松岡が衆議院熊本一区に出馬するので一度会って見てください」というので、既に、熊本市内で選挙準備をしていた松岡勝利農林省広報官に初めて会った。

 その時の印象は実に溌剌として、清廉そのものに見えたが、もう一つの印象として、新人の割りには選挙事務所が市内だけでも三カ所か四カ所あり、資金が豊富なようなので不思議な感じがしたものである。

 当時は、五当四落と言われ、五億円あれば当選、四億円だと落選というのが総選挙の相場であったから、新人松岡としては、かなり無理をした資金を調達していたと思われる。松岡周辺の話では、松岡の資金は十五億円前後だったという人もいたのでびっくり仰天したものだ。

 当時は、ゴルフ場などリゾート開発花盛りで、建設族が最も資金力があり、農林族は票は有るが金は無しというのも常識であった。それが松岡に限って資金が豊富だったのだから特別の存在であった。

 資金提供をした連中は、それなりに松岡を活用しなければ元はとれないから、当選後には、種々の陳情、依頼、要求をしていたに違いない。

 その結果、北海道の「やまりん事件」、「ハンナン浅田事件」、「フジチク事件」、「緑資源事件」など数々の事件に名前が出て来る要因になったのではないか。

 自業自得と言うならそれまでだが、スタート時点での無理、義理、人情が最後まで祟ったような気がする。

 松岡が、そのまま農水省のエリートとして勤めていたら、優秀な技官になっていただろうし、自殺するようなことはなかった。それを無理に資金調達の道へ導き、衆議院議員に出るように誰が最初に推したのだろうか。

 松岡は、これまでの柵(しがらみ)と良心に耐えられなくなっての自殺ではなかったかと考える。

(ふくだ)



“日本語の恩恵で近代中国の文明、文化は成り立っている”【2007年5月25日発行分】

 中国の和製漢語研究者―王彬彬氏の論文「現代漢語の中の日本語」によると、中国語の中で日本語から導入した社会科学、人文科学などの用語のおよそ七割は日本語の訳語であるとしている。

 以下は戦前までに中国が導入した「和製漢語」の一部である。

 医学、意義、遺伝、印象、右翼、演説、概念、会談、会話、解放、科学、活躍、関係、幹部、観点、間接、企業、基準、義務、客観、協会、共産主義、業務、緊張、軍国主義、警察、景気、経済、芸術、権威、権限、原則、原理、現実、公民、講演、工業、国際、階級、気質、規則、記録、教授、共和、具体、計画、現象、憲法、交通、綱領、交換、克服、最恵国、債権、雑誌、時間、刺激、市場、指導、支配、実権、実業、質量、資本家、資料、社会主義、宗教、集団、重点、重工業、主観、出発点、消費、商業、情報、承認、信号、信託、成分、制限、政策、政党、性能、積極、絶対、総合、総理、速度、左翼、主義、侵略、生産、自由、節約、信用、思想、資本、社会、消極、条件、世紀、精神、組織、素質、体育、体操、大局、代表、対象、立場、単位、抽象、直接、通貨収縮、通貨膨張、哲学、電子、電波、電報、電話、伝染病、展覧会、手続、取消、動員、投資、独裁、特権、投機、知識、登記、内容、任命、日程、年度、能率、能力、背景、覇権、派遣、反響、反応、広場、美術、否定、服務、本質、発明、反対、分配、分析、保障、悲観、物理、文化、文明、文学、法律、法則、保険、方針、無産階級、目的、目標、身分、民主、唯心論、唯物論、輸出入、要素、予算、理想、理念、領海、倫理、冷戦、論壇、論理学、理性、理論……

 これらの日本語は、明治維新後に西洋文明を取り入れた日本の文明、文化人が造ったものだ。

 さらに、戦後は、ODA、技術提供、資本投資等々とまさに援助交際そのものであり、今の中国は、日本の文明、文化なしでは成り立たないのだ。

 そのお返しに日本の領海は侵犯するし、罵詈雑言を吐く中共政府の手先になっているのは……

(ふくだ)



“領収書もメーターもいらない光熱水費” 【2007年4月25日発行分】

 先日、個人タクシーに乗ると老運転手さんが、松岡大臣の「光熱水費」問題をとりあげて、「結構じゃないですか、松岡大臣や国会議員の光熱水費が領収書無し、メーター無し、天井無しの数字で経費として認められると安倍総理まで言っているのだから、当然、我々、確定申告者や企業にも同様に認めてくれるんでしょう、となると国の税収がなくなり、国はいったいどうなるんですかねー?ワッハッハッ」と笑い飛ばしたのである。

 なるほど、国会議員(酷会欺員)の「光熱水費」は、領収書もメーターカウントも無しに記帳された数字は全て合法的で経費として安倍総理が認めるのなら、公平に企業も個人も同様に「光熱水費」は領収書もメーターカウントも無しに記帳された数字を全て経費として認められるはずである。どうですか安倍総理?


不正会計が都立高校にも波及

 T都立高校の生徒会の会計に使途不明金が発生、支払われた金額の数字はあるが、領収書がないので問題になっているという。まさか、「光熱費水費」とは言えないので、生徒間ではお互いに疑心暗鬼になり、不穏な事態になったので、結局は、担当の先生が穴埋めして収めたという。

 国会議員の不正問題は、こうして青少年にも大きな影響を及ぼしている。そのうち、生徒会や部活で「領収書無しの光熱水費」を認めろということになりかねない。

 国会議員だけが、「メーターも無し、領収書も無しの光熱水費」が経費として認められるのが“美しい国”なのかね???

(ふくだ)



松岡大臣の光熱水費詐欺事件で解散総選挙の予感 【2007年3月25日発行分】

 「清廉潔白、無私無欲の偉大なる政治家」だと期待されていた松岡利勝農水大臣の光熱水費詐欺事件は、国民の知りたくなかった政界タブーを暴露してしまい、松岡一人の問題ではないことも明らかになった。

 こうなると、連鎖反応でエンドレスになり、安倍内閣は持たない。とすれば、解決策は、衆議院議員全員が、「抱合心中」し、解散総選挙をやるしか手はないのではないか。

口から出まかせの弁解では納税者を騙せない

 松岡の口から出まかせの弁解や、安倍首相の松岡擁護発言は奇弁を弄しているに過ぎず、納税者を愚弄しているのも同然だ。

 責めている民主党も、同じ光熱水費問題を抱え、小沢一郎党首の政治資金での蓄財など時限核爆弾を持っているから、松岡と似たようなものだ。

 それで、自民と民主で談合でもしてウヤムヤにできるような問題ではなさそうだ。

 今や納税者ばかりではなく、中学生や高校生までも呆れているくらいだから、どんな奇弁を弄そうとも騙せないのだ。

それでも日本は潰れないから大丈夫

 “正義で国が潰れることはあっても、汚職では国は潰れない”というから光熱水費ごときで国は潰れないから大丈夫。だからと言って、是認するわけにはいかないが。

 こうなると、日本は民主国家だから、問題発生ごとに解散総選挙を繰り返しながら政界改善をしていくしかないか。

 それでも、一党独裁国家などよりはましだし、平和的解決策ではある。

 解散総選挙は、一種の内戦状態だが、日本列島あげての最大イベントでもあるから、国民の政治に対するモチベーションも高まる。下手な公共事業をやるよりは良いかも?

(ふくだ)



【2007年2月25日発行分】

*青いキリン?

 ある酔狂な大富豪が言った。
「もしも青いキリンを私に見せてくれたら、莫大な賞金を出そう」
 それを聞いたそれぞれの国の人たちはこんな行動をとった。
 イギリス人は、そんな生物が本当にいるのかどうか、徹底的に議論を重ねた。
 ドイツ人は、そんな生物が本当にいるのかどうか、図書館へ行って文献を調べた。
 アメリカ人は、軍を出動させ、世界中に派遣して探し回った。
 日本人は、品種改良の研究を昼夜を問わず重ねて、青いキリンをつくった。
 中国人は青いペンキを買いに行った。

*逮捕の理由

 ソ連時代のある工場での話。
 イワノフはいつも始業時刻の十分後に来るので、とうとうKGBによって逮捕されてしまった。
 容疑は「怠慢」であった。
 同僚のアレクセイはいつも始業時刻の十分前に来るのだが、ある日、KGBによって逮捕されてしまった。
 容疑は「西側のスパイ」であった。
 サーシャはいつも始業時刻ピッタリに来るのだが、ある日、KGBによって逮捕されてしまった。
 容疑は「日本製の時計を持っているに違いない」であった。
 世界の日本人ジョーク集
(中公新書ラクレ 早坂隆著)より
 このジョークは、当たらずとも遠からずで、それぞれの国の思考を示唆しているから面白い。

(ふくだ)



寒中お見舞い申し上げます【2007年1月25日発行分】

 旧年中は小紙のご購読ありがとうございました。本年も相変わらずのお引き立てよろしくお願い申し上げます。
 今年は、統一地方選挙に参議院選挙と選挙の年でもありますので、多分、あることないことの噂や話題が全国から沢山寄せられることと思います。
 乞うご期待……です。
 これから寒さは一層厳しくなります。
ご購読者の皆様のご健勝を祈念いたします。

 平成十九年正月二十五日(亥)

             発行人 福田法弘
             編集人 相田 浩



迫力ない赤旗団体【2006年12月25日発行分】

 十二月十五日、久し振りに、衆議院第一議員会館、第二議員会館、参議院会館に行くと、会館前の歩道には、国会へ向かって、「教育基本法改悪反対」「マンギョンボン192号の入港禁止措置をただちに撤回せよ」の旗やチラシを配布しながら、シュプレヒコールをしていた革マル派(日本革命的共産主義者同盟革命的マルクス主義派)や都高教組、地方教組、全学連、朝鮮総連系団体がギッシリと詰めていた。

 その列の間を端から端まで縫うように通過しながら鉢巻き姿の連中の顔ぶれを拝見すると、ほとんどがシニア世代の年ごろで迫力がない。また、言っていることも説得力がない。

 右から左まで平和ボケしている今の日本人には、赤旗デモは“ダサイ、カッコワリー、ウゼー”などと首をすくめられる程度にしか見られないのだ。まさにご苦労さんである。

 しかし、こうした反対意見を声高に政権の中枢の前で堂々とデモができることが民主主義の国の証であるから、赤旗デモも存在価値はある。こんな事を中国や北朝鮮でやったらデモ隊は、当局に皆殺しにされるだろう。

 むかし、ケネディ大統領は記者と論争になった時、「私はあなたの意見には反対だが、あなたがそれを言う自由は命をかけて守る」と言ったそうだ。金正日や胡錦涛には特に聞かせたい言葉だが、聞く耳は持たないよなー……

 ところで、小紙のご購読者には老眼の人たちが多く、以前から活字を大きくせよとの要望がありましたので、正月号より文字が大きくなり、読みやすくなります。乞うご期待……(ふくだ)

(ふくだ)



パソコン、ケイタイ、コンビニ、クルマが青少年を蝕む【2006年11月25日発行分】

 今、政府は教育改革が急務だとして議論の最中である。確かに、目に余る青少年の犯罪やイジメ、無気力、非常識などを放置していたら、国力そのものが危うくなりかねない。

 原因は、多種多様にあると思われるが、最大の原因は親自身に躾ができないことにある。自由放任主義が子供の個性を引き出すことができると勘違いし、日本古来の基本的な「礼儀作法、義理、人情、正義感」などを子供たちに伝えることを家庭も学校も地域もしてこなかった結果が現在の状況ではないか。まさに“親馬鹿ちゃんりん、ソバ屋の風鈴”(小生を含む)である。

 それに、知人の篠宮良幸氏の言葉を借りると、「パソコン、ケイタイ、コンビニ、クルマが青少年を蝕んでいる」というのは正鵠だと思う。

 これら「文明の利器」は、対人を目前にせずに個人プレーをしたり、コミニュケーションをしたりだから、「礼儀作法、義理、人情」などを考えず、全くの自己中心主義を助長する道具なのである。

 確かに、パソコン、ケイタイは、便利な面があるが、これらに嵌まると、無駄な時間を多く費やし、身体にも良くない。コンビニも便利ではあるが、自動販売機と同じではないか。クルマは、青少年には用もないのに無駄なドライブをして、環境にも経済的にも良くないし、「危険と資源」を撒き散らすだけだ。

 という次第で、極論ではあるが、「パソコン、ケイタイ、コンビニ、クルマ」が、青少年の将来を危うくするということは、日本国も危ういということだ。

(ふくだ)



サプライズ人事だった松岡利勝農林水産大臣【2006年10月25日発行分】

 九月二十六日、安倍晋三新内閣が誕生した。マスコミや評論家などは、小泉内閣での安倍晋三幹事長、竹中平蔵総務相のようなサプライズ人事を期待していたのだが、新内閣の顔触れを見ると、若くても予想された人物か論功行賞人事だったからガックリ。

 小紙の九月二十五日号で“木村義雄、松岡利勝の入閣は無い”と予想していたので松岡利勝農水大臣が発表されると読者や永田町方面から“何だハズレたじゃないか”とからかわれてしまった。小紙にとっては全くの「サプライズ人事」だったのでスンマセン……

 松岡農水大臣は、当選回数からすると六回だから慣例でいうと当然になるべくしてなったのだ。今回大臣になれなかったら永遠に大臣の芽はなかったかもしれないという瀬戸際であったから猟官活動も熱心だった。

 これまで松岡は農水、建設、文教、厚労、金融など何でも口を出し、手を出し、足を出すので、松岡の経歴を知らない人は、“松岡さんはいったい何が本業なんですかねぇ”というのである。

 松岡先生は立派な農水官僚出の農水族である。議員は国民の声を代弁する仕事だから国民に替わって行政に口を出すのは当然といえば当然のことであり、口も出せないようなら議員失格とも言える。

 しかし、それが自らの利益が目的だったりすると問題なのである。まさか松岡先生に限ってそんなことはないと信じているのだが。

 松岡農水大臣就任の挨拶では、さすがに立派な抱負を語っていたから、無事に任期を全うされるよう祈念するとしよう。

(ふくだ)



中国人の犯罪は日本人の百倍【2006年9月25日発行分】

 中共政府は、日本人が元来鬼畜のような人種の如く喧伝しているが、その喧伝は、そっくり中共政府にお返ししなければならない。殺人、強盗、偽造、窃盗、麻薬等々の犯罪で現在刑に服している数を両国で比較してみると、現在、日本で犯罪を犯し、日本の刑務所に服役している中国人は一千五百人、中国で犯罪を犯して服役している日本人は十五人である。この差は実に百倍だ。どちらが悪い国だろう?

辛亥革命以来の中国人の英霊は33万人

 台湾の台北市に、蒋介石の中華民国は、日本の靖国神社に相当する「忠烈祠」を一九六九年に建立した。ここに祭られている英霊は、一九一一年に、辛亥革命が勃発、日本の頭山満、宮崎稲天ら日本の志士たちの物心両面の支援を受けた孫文らは清朝を倒し、中国に新しく中華民国が成立した時の犠牲者から、日中戦争、国共戦争などで犠牲になった、志士、軍人、政治家、医師など国家に貢献した人達三十三万人である。現在でも孫文は台湾の国民党でも大陸の中国共産党でも「国父」と呼ばれている。

 国民党中華民国の英霊の数三十三万人の内に清軍や共産党八路軍、馬賊、匪賊など中国大陸人同士の争いで犠牲になっている人達も多く含まれているのだから、日中戦争で犠牲になっている人達の数は随分と少ないことになる。

 中共政府が戦前日本が三千万人の中国人を殺したといっているのは、本当は中国共産党軍が同じ中国人を殺戮した数ではないのか。戦後も中国共産党は他国との戦争ではなく五千万人もの同国人を殺戮していることをみれば、戦前の自分らの罪を日本に転化して自国民を騙そうとしているのではないか。

(ふくだ)



総理大臣の靖國神社参拝は公的でないと意味はない【2006年8月25日発行分】

 今年もまた八月十五日が来た。そして総理大臣の靖國神社参拝が公的参拝か否かをマスコミは問題にする。全く不愉快である。日本は幕末から、諸外国の脅威にさらされながら、明治維新より近代国家として生まれ変わり、日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦、第二次世界大戦を体験し、昭和二十年八月十五日、日本は初めて敗戦という体験をしてしまった。

 明治二十七年の日清戦争から第二次世界大戦で敗戦する昭和二十年までの約五十年間は世界的に封建時代から近代民主国家に移行する過渡期であり、領土の分捕り合戦の時代だったのだ。それで日本も当然、世界の流れに巻き込まれ、国防と国益のために多大な犠牲者を出しながら、戦争を継続せねばならなかったというのが真相だ。

 戦後、東京裁判で戦争犯罪や、戦争責任を敵国だけで裁かれ、ABC級戦犯とされた人達は処刑されたり、刑に服した。仮に、日本が勝っていたら、今頃は“八紘一宇”の世界になり、日本国に戦犯は存在しないことになり、ABC級の戦犯とされる人達は、世界の英雄になったに違いない。

 しかし、戦後、冷静に考えると、第二次世界大戦になってしまった大東亜戦争は、負けることが分かっていても日清戦争以来の流れで、逃げられない戦争だったのではないか。

 こうした歴史の中で戦死したり、戦犯として処刑されたりした人々が、理屈抜きに今の日本の礎になっているという歴史を国家は責任をもって後世に伝える義務がある。そのためにも日本国の総理大臣は公的に靖國神社への参拝は義務であり、責任であるから公的な参拝でないと意味はない。

 因に、小生の叔父は二十五歳で英霊になり家系が途絶えてしまったので、直系の子孫はいない。それも国家のためだったと思えば、やむをえない。こうした家が日本国中に五万とあるはずだ。こうしたことからも国家は英霊の追悼を永遠にしなければならないのである。国際法でも決着がついている歴史的問題をグダグダと蒸し返してくる中共や韓国は、女々しく、潔くない。

(ふくだ)


ノドンでズドンじゃ憲法も国連も屁のようなもの【2006年7月25日発行分】

 “何とかに刃物”じゃないが、突然、ミサイルを打ちまくる気まぐれの将軍様は、平和ボケしている日本人にとっては“怖えー人”だなあー。

 国家事業として麻薬を製造販売、大量の偽札、偽タバコ、偽ブランデー造りで得た資金でミサイルや原爆、化学兵器を造り、時々、気まぐれにノドンやテポドンをブッ放しては、人道支援で他国に米ヨコセだの金ヨコセだのと脅しまくるのだから困ったものというより、赤塚不二夫の天才バカボンのパパか、何かあると直ぐ拳銃を打ちまくる交番のお巡りさんの世界である。

 近世の世界的暴力団マフィアにはシチリアのゴッドファーザー、シカゴのアル・カポネなどがいるが、さすがに将軍様の足元にも及ばない。横田めぐみさん等を拉致したのも趣味としてやったとしか思えない。

 こうして見ると、将軍様にとっては、国際法とか、他国の憲法とか国連なども屁のようなもので、不快な匂いのするものでしかない。

 自国民を数百万人餓死させても、批判者を大量に粛正しても平気な顔をしているのだから、突然、気まぐれに東京に原爆を搭載したノドンを打ち込んでも不思議ではないのだ。

 山タフ(山崎拓)が日本には平和憲法があるとか何とか眠たいことを言っているが、将軍様には、日本の憲法、人権、法律、倫理、道徳、良心などというのは全く関係がないのだ。将軍様が打ちたいときに勝手にミサイルを打ち込むだけなのだ。

 どうせ将軍様が東京にミサイルを打ち込んでくれるのなら、真夜中に小生が寝言でも言っている時に真上からノドンでズドンとやって頂きたい。その時は、これまでご迷惑おかけした方々にはついにお返しはできなくなるが、ご容赦願いたい……

(ふくだ)



蛙は単数か複数かの論争【2006年6月25日発行分】

 “古池や 蛙飛び込む 水の音”は、松尾芭蕉の俳句であるが、小生などはまだ若い(?)ので、俳句に感動することはない。いや元来、そんな教養はない。この俳句を読んでも、“俳句は季節感を感じなければならない”と確か小生の中学の時、国語の宗像景敏先生(現在は全国的に著名な俳句の教授)に教わったような気がするので、「蛙」が出る季節だから多分夏の季節で芭蕉が池のほとりで釣糸でもたれていたんだろう、その側で蛙が一匹か二匹池に飛び込み、チャポンかチャポン、チャポンと音をたてたから、魚が逃げて面白くなかっただろうな、と芭蕉に同情する程度なのである。

 ところが、俳句を趣味とする外国人間では、その蛙が単数だったか、複数だったかで侃々諤々の大論争で、未だに決着がつかないで問題になっているという。確かに、チャポンとチャポン、チャポンでは魚が逃げる数も違うだろうから芭蕉の怒りの程度も違ってくるのかなーとは思うが、日本の池で、蛙が単数か複数、大昔に池に飛び込んだことで、外国人が、目くじらたてて侃々諤々の大論争をし、そのうちに国と国との戦争にならなければ良いがとチョット心配になってきた。

 要するに、外国人にしてみれば、単数の蛙が池に飛び込んだ音に感ずるのと、複数の蛙が飛び込んだ音に感じる気持ちは天と地ほどに違うから、絶対に決着をつけなければ承知しない、ということだろう。つまり、全て物事は白か黒でなければならないのだ。しかし、この問題は、芭蕉が証言するしかないから永遠に決着はつかないのであるが、それでも白か黒に拘るのは文化の違いということか。

(ふくだ)



「政界の生き字引」 松野頼三大往生【2006年5月25日発行分】

 5月10日、突然、「政界の生き字引」の松野頼三元自民党総務会長の訃報を聞きびっくりした。今年は卒寿の年(90歳)だったので、一般的には訃報を聞いても驚くことはないのだが、松野翁の場合は、つい最近まで紙面で政局を語ったりして、元気そのもののようだったし、昨年末だったか、今年の初めだったかお会いした時も、パレロワイヤルの事務所で、相変わらず煙草の煙に燻されながら「永田町談義」を聞かせてもらったので、白寿まではこの調子で、百歳になればさすがに紙面には登場しなくなるだろうと思っていたくらいだ。ご家族の話だと最近は“時々胸のあたりが痛い”とは言っていたが入院するほどでもなかったというから、大往生だったということだ。

 松野翁が現役の頃は、地元選挙区(熊本)には殆ど帰らず地元のことは城代任せだった。それは、初当選の昭和22年から吉田茂の側近となり、中央政権の中枢にいつも身をおいて地元に帰るどころではなかったということかもしれない。地元に帰ったのは選挙の時の告示日と投票日だけだったという年もあったというエピソードもある。1年に2,3回は「永田町談義」を聞きにいったが、永田町に居ながらにして世間のこと地元熊本のことなど良く知っておられたのには恐れ入ったものだ。

 この大物政治家でもグラマン事件で紀平悌子女史に選挙で敗れた時、“女は怖いよ、参ったよ”と嘆かれたことが印象的だった。しかし、ご本人自身が大変女性が好きだったことは自他共に認めていたのである。政界のことは、プロの将棋か囲碁の対局戦を解説してもらうようで、実に楽しかった。また、小生には永田町が遠くなり、地獄が近くなった。合掌

(ふくだ)



人間とはこの程度の生物【2006年4月25日発行分】

 「国家の品格」、「祖国とは国語」などの著書が大ベストセラーになり、教育界に“喝”を入れている藤原正彦お茶の水女子大教授の一説に「情報機関の創設を」というのがある。

 その冒頭に「外出する際に鍵をかけるのは、他人を完全には信用しないからである。他人不信は醜い感情と思うが、現実を前にすると仕方ない。国が軍隊を持つのは、他国を完全に信用しないからである。軍隊とは、人間を効果的に殺戮する組織に他ならず、身の毛もよだつ存在と言えるが、冷厳な現実を前にすると仕方がない。他人の財産を狙い、他国の富や領土を狙う、浅ましい人間ばかりの世界には愛想がつきるが、人間とはこの程度の生物と諦めて対策をとる以外にない。」と現在の日本の現状に警鐘乱打している。

 過去の大東亜戦争で米国に負けたのも、日本の暗号を解読されていたことが大きな原因だったとしている。

 つい最近は、中共が上海日本領事館の通信官を卑劣な罠でスパイにしようとし、通信官は愛国心のもとに自殺してしまった。こうした現実が毎日、国家間や企業間でも深く、広く行われていることを認識し、対策をとらなければならないというのだ。

 藤原教授の著書は、ユーモアを交えながら言いたいことを短く鋭く書いてあるので理解しやすく面白い。頭の悪い小生には最も読みやすい書の一つだ。

 石原慎太郎のように回りくどく、難解な言い回しでページ数だけ稼いでいるような書ではない。石原慎太郎が嫌いなわけではないが、弁解がましい理屈の羅列のみで理解させようとしているので、積ん読ことになる。西部邁にしても同様だ。

 因に藤原先生の願望は愛人を囲うことだそうだ。小生の願望と一致……

(ふくだ)



中共政府は中国政府ではない?【2006年3月25日発行分】

 最近やたらと靖国問題や尖閣領有問題、ガス田問題で日本を挑発している中共政府だが、はたして中共政府は真の中国政府だろうか。

 国連では、中共政府を中国政府と言うが、中国共産党員ではないエリート中国人によると、中共政府は中国政府ではないという。なぜなら、中共政府は、人民の選挙で支持されたものではなく、ただの一度の選挙もしていないから、中国人民を代表しているとは言えないというのだ。

 また、人民解放軍というのも国軍ではなく中国共産党軍であり、日本で言うなら日本共産党が軍隊を持ち日本国を一党独裁政権にしているのと同じことだというのだ。

 したがって、いま中国と称しているのは、6000万人の共産党員の中国であり、全中国人の5%にしかならない。この五%の中国共産党政府が十数億人の中国人を奴隷として牛耳っているのが実態だという。

 この中共政府に媚びを売っている媚中派と言われる日本の国会議員が多数いるが、この連中は、九五%の中国人の敵になるのではないか。因に、媚中派と言われている国会議員には、河野洋平、加藤紘一、野田毅、二階俊博、古賀誠、山崎拓、橋本龍太郎…がいる。こういう連中のことを中国語でいうなら漢奸、日本語でいうなら売国奴という。

(ふくだ)



 (T)おぬしもワルよのう ホリエモン

 (H)滅相もございません オヤジさまほどでは… 【2006年2月25日発行分】

 という会話が、あったかどうかは定かではないが、先日より、国会で民主党の永田寿康議員が、「昨年8月26日、ホリエモンから、自民党武部幹事長の次男に三千万円を前回同様に振り込め、と部下に指示が出されていた」とするメールの写しを取り上げて糾弾している。一方、武部幹事長は、事実無根と全面否定しているが、記者会見での姿を見ると何だか神妙に「申し訳ない」というような表情に見えたのは愚生だけだろうか?とすれば、案外、武部幹事長は正直者でお人好しなのかもしれないな。

 永田議員が指摘していることが事実なら、冒頭にあるような会話が武部幹事長とホリエモンの間で交わされていても不思議ではない。

 この問題は、いずれ結論は出るのだが、果たして、武部幹事長が私利私欲の悪代官なのかどうか、早く結果を出してほしいものだ。いずれにしても、詐欺師のホリエモンを必死で応援した武部、竹中、小泉は、ホリエモンが有罪になったら、同罪に等しい。国民も本当に騙されるところだったのだ。

(ふくだ)



寒中お見舞い申し上げます【2006年1月25日発行分】

 これから櫻が咲く頃までが最も寒い時期です。ご購読者の方々には、風邪などひかれないようご自愛ください。

     平成十八年睦月

             発行人 福田法弘
             編集人 相田 浩



印象に残った言葉【2005年12月25日発行分】

 「激しく燃焼する生命力」
 愛と憎悪、絶望と希望、転落感と高揚感、瞬間と永遠、記憶と幻想 (五木寛之)

 「身命かけて経営してきたことを役人に等級つけられてたまるか」
 叙勲を蹴っ飛ばした(日清紡 桜田 武)

 「おべっか使いの口には蜜がありお腹の中には刃がある」 (金正日)

 「昨今は、動物的と機械的な人が多く、人間的な人がいない」 (?)

 「良い人」
 良い人というのは、どこか自分を無意識に投げ出してしまっているところがある (?)

 今年、一年間に何冊の本を読んだか分からないが、その中から、印象的だった言葉を記してみた。愛読者の皆さんはどう思いますか。

(ふくだ)



「願望憎悪」【2005年11月25日発行分】

 今回の総選挙で自民党内は、血で血を洗うような同類同族の戦いがあり、近年になく盛り上がったのは「良」とみるべきなのだろう。

 そこで、「願望憎悪」という言葉を、村上春樹の小説にあったのを思い出した。

 あまり聞き慣れないこの言葉だが、意味は、「同類同族の中で一人だけズバ抜けて人気があったり、金持ちだったりしたら、その人気者をなんだかんだと屁理屈をつけて引きずり下ろし、自分がそれにとって替わろうとすること」だそうだ。

 それで、選挙してみると、やはり、人気のない連中は負けてしまった。野党にしても同じことだ。大した理由もなく“坊主憎けりゃ袈裟まで憎し”ということで何事にもケチをつけて足を引っ張り、引きずり下ろそうとしても大勢には全く影響はなく、むしろ、ケチをつけて混乱させた方が壊滅的になってしまった。

 しかし、双方とも冷静になれば同類同族だけに理解しあえる時が来るだろう。

 こうしたことは娑婆では、掃いて捨てるほどあり、何も珍しいことではない。むしろ、動物的本能で大なり小なり誰しも持っている感情であり、それで失敗し反省もするということではないか。

 大東亜戦争で米国に負けた日本は、その失敗と反省をした上で今日がある。

 ところが、同じモンゴロイドで漢字族の中国、韓国、北朝鮮が“反日三国同盟を組み”、日本のことを、あることないことを創作してまでも反日政策をとっている。こんなのも「願望憎悪」と言えるだろう。

(ふくだ)



六三歳が九二歳の母を添い寝で介護【2005年10月25日発行分】

 先日、今秋の同級会の件で福岡に住んでいるT君へ電話したら、T君はちょうど彼のお母さんを介護している最中だったようだ。

 電話の先でお母さんがT君を呼んでいる声が聞こえてきた。六三歳になっても母からみたら子供は子供だ。彼のお母さんは九二歳だそうである。

 三年前、還暦の同級会でT君は「バーさんがボケてきて困っている」と嘆くので励ましたり、同情したりしたのだった。

 ふり返ると、T君とは竹馬の友であり、中学、高校時代にはT君の家に泊まり込んでは、お母さんに散々世話や心配をかけていただけに、T君がお母さんの介護で嘆くのを聞くと心が痛む。

 小生にはT君のやさしいお母さんの着物姿しか目に浮かばないので、介護されているT君のお母さんを想像できないのだ。

 小生の母は、十年位前に、八六歳で亡くなったのだが、八十位からボケ始めたので老人ホームに入り、最後はそこの病院で亡くなったので、小生はたったの一日たりとも介護したことはなかった。心配だけは人一倍にかけて、たった一日も介護もしなかったのだから、多分、閻魔様に“こっぴどく”やられるに違いない。

 それに比べてT君はグチをこぼしながらも、最近はお母さんに添い寝してまで介護しているというのだから、感動してしまった。

 T君は次男坊だけどお母さんは長男の家には住まず、最初からT君を頼っていたようだ。それは、T君が頼りがいがあったのか、T君の奥さんを気に入ったのかしらないが、嫁姑の関係はよろしくないそうだから、多分T君を頼りにしているのだろう。

 それにしても、T君の義務と責任感、それに「やさしさと明るさ」には感服するばかりだ。

(ふくだ)



小泉自民党の奇跡的大勝の最大要因は、靖國神社参拝への期待票【2005年9月25日発行分】

 九月十一日投票の総選挙で小泉(ライオン)自民党は二百九十六議席という奇跡的な議席を獲得し、政権奪取と言っていた岡田(フランケンシュタイン)民主党は百十三議席という惨憺たるものだった。

 ライオンがフランケンに大勝した要因は、郵政民営化政策が圧倒的に国民に支持されたからだと小泉首相は言っているが、国民はそんなことよりも小泉自民党へ期待したのは、小泉ならまず第一に靖國神社に間違いなく年内には参拝してくれる、第二に中国、北朝鮮、韓国には毅然たる態度で対応してくれる、第三に役人退治をしてくれる、第四に旧式自民党(談合型自民党)を新式自民党(オープン型自民党または大統領型自民党)でスッキリしてくれる、第五に“殺されても良い”という覚悟で政治をやってくれる。という小泉ロマンへの期待票だったに違いない。

次の争点は憲法改正か靖國問題

 自民党、公明党の与党は三百二十七議席もとり、衆議院の三分の二を超してしまった。

 こうなると、各法案や予算案は与党の自由自在になり、野党が反対して、内閣不信任案などでモマせても採決すれば簡単に否決されるだけで全く時間と国費の無駄になるだけだ。

 しかし、憲法改正や靖國神社参拝公式化を争点にしたら、公明党が異論を唱えて自民党単独では通らないので、野党を巻き込んでの混乱状態になるのは必至だ。

 そこで政界再編成をし、憲法改正、靖國問題を争点に解散総選挙をすれば、このモヤモヤした大問題は白黒がつき、一件落着となるのだが…

(ふくだ)



残暑お見舞い申し上げます【2005年8月25日発行分】

     平成十七年葉月

             発行人 福田法弘
             編集人 相田 浩



“義理と人情を秤にかけて、人情が重いと青票派”【2005年7月25日発行分】

 七月五日、衆議院本会議で郵政民営化法案の採決があり、五票差で小泉政府案が可決した。そこで問題になったのが与党自民党の青票を入れた連中と欠席した連中のことだ。

 本来政党政治であるなら政党が自民党であれ自分党であれ、党議拘束をかけて白票と決めたら、それに従うのが政党人だろう。それに反対票を投じるとすれば、脱党を先にするのが道理というものじゃないか―。

 今回の郵政民営化問題は小泉首相の公約の金看板であったし、それを支持して自民党は総理総裁にしたのだから反対する連中は無責任ではないか―。

 反対運動をしているのは、郵政公社労組と特定郵便局関係者だけで、一般国民のほとんどは対岸の火事を見ているのに等しかったのだ。

 しかし、テレビを見ていると、小泉、竹中、猪瀬の民営化推進者らが、百万の敵を相手に奮闘しているみたいで、法案そのものよりも小泉らに同情を感じる判官贔屓の人たちも案外多かったのではないか。

 ところで、自民党で白票を入れた連中は明らかに不承不承でも党議拘束だから仕方ないとして小泉自民党総裁に義理を立てて投じたというのが大多数だったらしい。青票を入れた連中は特定郵便局に対する人情票だったとみる。

 これからまた参議院での採決次第でどうなるか分からないが、可決したとしても、成果を評価するには百年くらいたってみないと分からないよ。それよりも“外は暑くてたまらん、懐は寒くてたまらん”この問題を即刻解消してよ。小泉さん、四六四九。

(ふくだ)



日本の「潔さ」は間違い?【2005年6月25日発行分】

 戦後六十年たった今、日本は、中国、韓国、北朝鮮に戦前の日本の歴史に謝罪が足りない、賠償金を改めて払えなどと言われ、その度にペコペコと謝罪したり、ODA名目での賠償金を出したりと、まるで敗戦直後に講話処理をしているような感じである。

 戦前、中国、朝鮮に進出し、朝鮮を併合したり、満州国設立にかかわったりしたことは事実であるが、それなりに莫大な投資と技術をも提供したのも事実である。

 これを金銭的に清算すると逆に清算金を返してもらわねばならない勘定になる。

 しかし、日本は連合国に敗戦し、「潔く」敗戦を認め、それぞれの国に謝罪し、賠償金を払うものは払い、講話条約、平和条約を締結したにもかかわらず、改めて蒸し返されるのはどうしてだろう。

 戦争はスポーツとは違うが、いずれにしても勝負がついたら、勝っても負けても「潔さ」がなければならない。

 戦争にはルールがあっても無いのと同じである。その最たる証拠には、米国が原爆を使い、無差別爆撃で一般市民を大虐殺し、ソ連は日ソ不可侵条約を一方的に破るというルール違反をしている。

 それでも敗戦を「潔く」日本は認め、グチも言わず戦後は、ひたすら、平和に徹してきたのである。

 この「潔さ」が、中国、韓国、北朝鮮からみると“軟弱で腰抜け”に見えるのであろう。

 確かに、今の日本人は“平和ボケ”しているから、そう見られても仕方ないところはある。

 とすれば、日本人の美学である「潔さ」は国際的には通用せず、間違いだったということか?

 ならば、「潔さ」を返上し、狡猾さと屁理屈と最強の軍事力を持たねばならなくなる。

(ふくだ)



日本人の中国での犯罪と中国人の日本での犯罪の比較【2005年5月25日発行分】

 二カ月前から中国で反日運動が突然のように勃発し、中国政府は、日本国、日本人が戦前から今日まで極悪非道を繰り返しているような発言をしているが、本当に日本国、日本人は中国で極悪非道を繰り返してきたのだろうか?

 そこで、中国、中国人と日本国、日本人の相手国での近年起きた犯罪を比較すると一目瞭然、中国は日本の領土の一部を突然、中国の領土と言ったり、日本領海のガス油田を開発したり、と戦前の馬賊、匪賊と同じである。

 また、中国人は、日本で不法入国、滞在、強盗、殺人、窃盗、詐欺、麻薬、偽札偽造など、その犯罪は平成十五年度で一万六千件を超えている。

 一方、日本国は、賠償金替わりにODAで八兆円もの資金を出して中国のインフラ整備に貢献し、砂漠の緑化に資金も技術も提供し、企業は莫大な投資をして中国経済を支えている。

 それで、日本人が中国でどんな犯罪を何件犯しているか?日本人が中国で犯罪を犯し、問題になったということは、ほとんどない。あるとすれば、買春があるが、これは万国共通で人類最初のビジネスといわれるくらいだから、もとはといえば中国が発祥地かもしれない。

 いずれにしても、日本人より、中国人の極悪犯が圧倒的に多いことは事実である。

 このように、今の中国と日本を比較してみると戦前同じ日本人が今の中国、中国人のような極悪非道をやっていたとは考えられないのだ。

(ふくだ)



中国とは一旦、国交断絶するしかない【2005年4月25日発行分】

 四月十七日の時点で三週間続いている中国各都市での反日デモは、日を重ねるごとにエスカレートしている。

 原因は、共産党一党独裁政権の末期的現象である。

 七二年に日中平和条約を締結した時に、日本と中国の過去の歴史的問題は完全に精算したもにもかかわらず、八〇年代に江沢民がトップの座を占めると、共産党一堂独裁資本主義の矛盾が露呈し始めたため、その矛盾の責任を日本の歴史教育や小泉首相の靖國神社参拝に転嫁し、反日教育の喧伝を二十年以上にわたり続けている。

 それでも多くの人民は、共産党員六千万人が、政治、行政、司法、経済、文化の全てを握り、十五億人を支配し、共産党員の官僚と彼らのスポンサーである一部の経済人だけが富を独占していることを知っている。

 しかし、人民は反政府、反権力運動をすると大虐殺されることを恐れ、替わりに反日デモで間接的な政府批判をしているとみる。

 もう一つ、中国政府が反日喧伝をしている原因には、尖閣諸島(魚釣島)と日本領海ガスを盗もうとしていることに対する後ろめたさがあるので、中国政権が勝手に改竄した歴史を蒸し返し、賠償金替わりに尖閣諸島と日本領海ガスをせしめようと企んでいることは見え見えである。

 中国研究者の黄文雄教授(拓大)が中国という国は昔から馬賊、匪賊、法匪が国を支配していると言っているのがよく理解できる。

 と言う訳で、今のままだと中国に進出している日本企業は愛国心のもとに全てを踏み倒されるのを覚悟しておかねばならない。

 従って、中国とは、一旦、国交を断ち、中国が日本を真に理解できるような教育をし、日本が中国を真に信用できるまで国交再開を待つしかない。

 大東亜戦争で日本に戦勝した連合国の米国、英国、フランス、オランダ、ソ連や東南アジア諸国で小泉首相の靖國参拝や歴史教科書にクレームをつける国はない。

 台湾の李登輝前総統は兄さんが靖國にまつられているので参拝したいとまで言っている。

(ふくだ)



“文明がもたらした最も有害なものはババァ”【2005年3月25日発行分】

 平成十三年に石原慎太郎都知事が、週刊誌のインタビューで、ある学者が「文明がもたらした最も有害なものはババァ」と発言した内容を引用し、「なるほどとは思うけど、政治家としては言えない」と発言したことをめぐり、都内の女性百三十一人が精神的苦痛を受けたとして、石原都知事に千四百四十万円の損害賠償と謝罪広告の掲載を求めた訴訟で二月二十四日、東京地裁で判決があり、川村吉晃裁判長は女性らの請求を棄却した。

 判決によると「発言中には不適切な表現が用いられており、女性の多くが不愉快な感情を抱いたであろうことは容易に推測されるが、発言は個人的見解を述べたもので、原告個人の社会的評価を下げたものとは認められず、精神的苦痛を与えるものとも認められない」としている。

 この訴訟の原因になった週刊誌を見ていないので、内容については何とも言えないが、判決文から見ると、「ババァ」と言う表現が問題なのか「有害」というのが問題なのか、その両方なのかハッキリしない。

 「ババァ」と言っても、常識的には孫のいるような年齢をババァとかジジィとか言っていると思うが、最近では中高生などは三十歳くらいの女性にも「ババァ」などと言っているから、「ババァ」の年齢はかなり下がっているようだ。

 確かに、女性も年を取ると若い時の“お淑やかさ”はカケラもなく自己中心主義とズウズウしさの固まりのようなご婦人になってしまう人も稀ではない。口数も少女の頃とは比較にならない。

 ジジィの場合は、反省、反省、また反省で寡黙になっていく人が多いように思うがどうだろう。

 石原都知事もババァたちにイジメラレかわいそう…

(ふくだ)



“もの申す”【2005年2月25日発行分】

 “もの申す”は、産経新聞の二月十日朝刊に載った松野頼三元自民党総務会長(昨年米寿)のコラムのタイトルである。

 昨年末、松野翁に久々に会ったら「もう俺も年だからなー遠出はあまり出来ないよ」とちょっと気弱な言葉も出たが、天下国家、戦争体験の話になると松野流の解説は独特の例え話を交えて往年の時と変わらぬ元気さで、大変面白く拝聴したのであった。

 今年は八十九歳になられるというのに耳が良いのと、どんなに話題を変えてもそれなりに関心と意見をもって応答されるのには「何と頭の良い爺さんか」とサプライズであった。

 その時、ライブドアや楽天の話も話題になったが「俺にはITなどさっぱり分からんが、あれはテレビを使って通信販売しているテレショップの通販屋と同じだろう」と簡単に言われ、「ごもっとも小生もそのように理解しております」という次第なのである。

 戦争体験の話の中では、「山下奉文大将は気の毒だった」と残念がっておられたのが印象的だった。

 それから、本題の“もの申す”で語っておられるのと同じことも拝聴していた。その中で松野翁がもっとも危惧されていたことは『いまの国会は自民党というエンジンの切れた船と、民主党という舵の壊れた船が大海で波にグラグラと揺らされているようなものだな。いずれもどっちへ向かっていくのか、皆目見当がつかない。こんな体たらくが続けば、有権者のうちの四割以上を占める無党派層はますます、自民党にも民主党にも期待しなくなるに違いない。彼らの多くは、「第三の力」つまり両党の生きのいい、改革派が結集した「新党」に政権を託したいと望んでいる。』と断言されていたことだ。同感……

(ふくだ)



寒中お見舞い申し上げます【2005年1月25日発行分】

 これから桜が咲く頃までが最も寒い時期です。  ご購読者の方々には、風邪などひかれないようご自愛ください。

      平成十七年一月二十五日

             発行人 福田法弘
             編集人 相田 浩



大江戸の刑罰【2004年12月25日発行分】

 昨今、親の子殺し、子の親殺し、など親族殺人が連日のように報じられ、さらに保険金殺人事件も後を絶たない。

 この要因には、戦後の倫理、道徳教育が疎かにされたことがある。それと現行法の殺人に対する刑罰があまりにも軽いというのも原因ではないか。

 そこで、江戸時代の刑罰の例をみてみよう。

一・主殺しは、市中引回し、鋸挽の上、磔。

一・親殺しは、市中引回しの上、磔。

一・子殺しは、死刑。

一・正当防衛で殺した場合は、遠島。

一・過失で殺した場合は、死刑。

一・主人、親に対する傷害は、引回しの上、磔。

一・尊属、師への傷害は、死刑。

一・放火は、火焙りの刑。

一・強盗、追剥ぎは、獄門、死刑。

一・かたり(詐欺)は、死刑。

一・姦通は、重ねておいて四つに斬る。

一・姦夫姦婦は死刑。

一・人妻を強姦した者は死刑。

一・婚約不義の男は軽追放。女の場合は髪を剃る。

一・窃盗は十両以上盗めば死刑。

一・スリは三度捕まるまでは入墨を重ねるが、四度目で死刑。

 こうしてみると大江戸時代は罪の殆どが死刑なのである。命が助かりそうな罪は、正当防衛での殺人と、婚約不義、窃盗の十両未満、スリの三度捕まるまでである。

 これが現行法だったら、「重ねて四つに斬ったり、市中引回し、鋸挽、火焙り」が数珠繋ぎで執行官は大忙しになるのは間違いないが、刑務所の囚人は激減し、国家予算削減にはなる。

 そこで、今、生きていて良かったと思っている人は誰でしょう?

 「大江戸生活百科」北村鮭彦著(新潮文庫)より

(ふくだ)



景気回復のウルトラCは年金の週払いだ!!【2004年11月25日発行分】

 今年は特大の台風、地震が日本列島を襲い、脳死状態の北朝鮮までが人道支援(金体制延命支援)か拉致被害者の身代金を即刻くれとせっつくし、金はなんぼあっても足りない我が国の小泉首相も頭痛いよなー。

 それに不景気で税収は上がらず、若者の半分は年金を払わず、行政機関は遠慮なく無駄遣いをするから国民の勤労意欲も沸かないわなー。

 そこで、少なくとも金回りがよくなれば景気もよくなるというウルトラC案を、友人のT氏が口に泡を飛ばして語るところによると、

「今、懐に余裕があるのは年寄りの年金受給者である。この年金の支払いが二か月に一回の支払いだから不安で貯金ばかりしているのだ。これが週給制のように年金を週払いすれば安心して年金受給者は金を使うことができる。米国などは給料が週給制だから宵越しの金は持たなくても良いというので消費が活発だし、貯金もそんなにする必要がない。郵便貯金や銀行にセッセと貯金しても国や銀行がまとめて無駄遣いしたり、不良債権化したりして結局はその尻拭いは貯金、預金者である国民がするというアホらしい結果になっているのだから、この際、年金も給料、賃金も全てが週払いすればもう一度、バブル景気がくるだろう。」というのである。

 かなり、説得力ある高説ではあると思うがどうだろうね?小泉さん。

(ふくだ)



何もかも理屈通りにいったら面白くとも何ともない【2004年10月25日発行分】

 「患者は、もう駄目かなと思っても、医者の話に乗せられて薬を飲む。賭場の客は負けると分かっていても、ついバクチ打ちの口車に乗って大金を張っちまうという具合。まあそれだから人間生きていくことが出来るんで、何も彼もが理屈通りに行ったら面白くとも何ともありません」とは「浅草博徒一代」佐賀純一著(新潮社)の主人公が亡くなる寸前のセリフである。

 この主人公の年齢がちょうど小生の親父と同年くらい(日露戦争頃の生まれ)なので、親父の世代の日本の社会を実況中継してくれているようで実に面白い。

 確かに主人公が言うように理屈通りにいくのなら東大経済学部を出た人なら全てが大富豪になるはずであるが、現実にはその逆になった人も“てんこ盛り”なんだから世の中は理屈通りにはいかないんだなぁ。

 大企業が倒産し、借金を踏み倒しても首括る人は0、夜逃げする人も0、中小零細企業が倒産すると破産、首吊り、一家心中、夜逃げ、せねばならないから理不尽だよなぁ。

 一方、楽天、ライブドアなど三十代が他人の金でプロ野球球団をつくるというのだから、この世は、いったいどうなっているのやら?

(ふくだ)



「毛生えクスリ」と「皺延ばしクスリ」はインチキだ!!【2004年9月25日発行分】

 十数年来、小生は「毛生えクスリ」と聞けば何でも飛びつき試してきたが、全く効果がない。

 特に大正製薬の「リアップ」なるものが出た時は、大いに期待して熱心に数年使用してきたが、友人によると小生の頭は益々光ってきたというのである。

 小生もこれは遺伝だからと諦めてはいるのだが、各製薬会社に化粧品会社は次から次と新しく「毛生えクリス」を造り、テレビで宣伝するからたまらない。小生だけではないと思うが、「宣伝文句」を買っているのである。

 先日、「リアップ」の能書きを改めて読み直してみたら、「数か月使用して効果が認められない時は、使用しないで下さい」と小さな文字で断りの文句が書いてあったのだ。アチャー……“後の祭りダー”

 また、テレビでやたらと宣伝するのが「ドモホルンリンクル」などという「皺延ばし化粧品」である。これは再春館製薬(熊本)が“十歳近くも肌が若返る”というオバさんたちが飛びつきそうな「宣伝文句」を売っているのである。

 この会社はもともと社名でも分かるように漢方薬の精力剤を売っていた会社だが、資金繰りが苦しくなり、今の西川通子会長が借金のかたに取り上げた会社なのだそうだ。

 二年前だったと思うが、熊本空港カントリークラブで「再春館レディーストーナメント」の大会が行われていた時、ゲストハウスにゲストと同席したら、六十五、六の厚化粧のオバサンが忙しくゲストの応対をしているので、あのオバサンは誰ですかとゲストに聞くと「あの人が再春館の西川通子社長だよ」というので、「年は六十五、六ですかね」というと、「いや、まだ六十にはなっとらんだろう」というので“アチャー”である。

 それで西川通子女史が自らモデルになっていないのか!と思ったものである。

 因みに、熊本県ではあまり売れてはいないそうだ。

 小生が女なら真っ先に騙されることだろう?

(ふくだ)



“人の為と書いていつわりと読むんだねえ”(相田みつを書集より)【2004年8月25日発行分】

 この世には、偽善者と偽悪者が神代の昔からいるのだが、広辞苑によると、この偽善は「本心からではなく、みせかけにする善事」で、その反対語である偽悪は「うわべだけ悪人であるかのようにふるまうこと」とある。

 この前の福井県での大水害で、「宝くじ」に当たった人が匿名で二億円を被災者に寄付したと報じられたが、テポドンが飛んできたのと同じくらいの驚きである。

 今の日本は、信用のバロメーターが、金であり、不動産なのだから、二億円もの財産を人の為だろうが、なんだろうが、信用の度合いが天と地ほど違うのだ。

 運も実力の内だから匿名さんは寄付しなければ二億円の資産が増えて絶大な信用が上乗せされたはずだ。

 今時に、こんな人がいたとは嬉しくなってしまう。まさに慈善とは、この匿名さんの事をいうのではないか。

 この世には、慈善事業と称して「偽善事業」をしている宗教、財団、社団法人など掃いて捨てるほどにある。寄付が多い人の順に名前を大きな字で書くお寺に私立学校ほど、名門寺であり名門校というのも寂しいなぁ。

(ふくだ)



“電話屋の電話セールスお断り”【2004年7月25日発行分】

 電話というか、通信回線の自由化というのが始まって以来、NTT、KDDI、東京電話などを名乗る電話屋が、連日のように入れ替わり立ち替わり電話セールスで仕事の邪魔をするのには困る。

 始めのうちは、てっきりNTTやKDDIの社員が親切に料金が安くなる手続きの案内をしているのかと思って、言われるままに安くなる手続きをしていたのだが、その後も同じNTTやKDDIが同じことを言ってくるので、あなたは本物のNTT、KDDIの社員なのか、と確認するとすべて代理店だというのだ。

 代理店が何社あるのか知らないが、すべて同じトークなのだ。毎回「いままでの料金よりも安くなる、他の会社よりはずっと安い」というセリフだ。

 いままで何度、その言葉にだまされて面倒な手続きをしたことか。彼らのセリフが事実なら小社の電話料金は限り無く0円に近いはずだが、昔とそんなに変わらない。

 NTT、KDDIが本当に安くするなら、無駄なセールスや手続きをせずに自動的に安くなった知らせを電話料金請求書に書き込んでくれればそれで済む話だ。

 こんなつまらんセールス料金まで電話料金にONされたらたまったものじゃーないぞ。

(ふくだ)



北朝鮮は小泉が降伏調印にきて、身代金をもってきたと毎晩ドンチャン騒ぎの祝賀会【2004年6月25日発行分】

 今回の小泉訪朝は、拉致被害者家族の引取りと拉致被害者全員の解明要求、それに拉致被害者に対する賠償金請求を目的に行ったと思ったら、拉致家族五人だけしか引き取ることはできなかった。

 その身代金が、ピョンヤン市民が一年間食するだけの二十五万トンの食料支援と十億円分の医薬品というから“人さらいに追い銭”ではないか。

 これでは、“日本人を拉致して頂きましてありがとうございました”と、礼金をはらうようなものである。

 こうなると、いよいよ、西村眞悟元防衛政務次官か石原慎太郎都知事にでも総理になってもらって、日本人拉致被害者奪還を実力行使でやってもらうしかないか?

 一方、北朝鮮では、金正日側近たちが、今回の小泉訪朝は、日本が白旗を掲げて全面降伏にきたとして、連日、戦勝記念のドンチャン祝賀会を開いているというから情けない。

 日本は北朝鮮とは一度も戦争はしていないのだから、北朝鮮の戦勝というのは当たらないが、営利誘拐凶悪犯に屈したとは言えるだろう。

 これでは拉致した日本人三百人を小出しにしながら毎年、身代金の要求をしてくるにちがいない。あるいは、日本を「タニマチのダンナ」と勘違いしているかも?

 ということは、金正日王朝が続くかぎり拉致問題は解決しないということだ。

 確実に拉致被害者を取り返すには、金正日体制が内部崩壊し、本当の民主国家ができるのを待つか、日本が覚悟をきめて実力で金正日体制を崩壊させるかの二つに一つの選択しかないのだ。

(ふくだ)



江藤隆美志帥会名誉会長は益々元気【2004年5月25日発行分】

 江藤隆美元代議士は昨年の総選挙で引退、地盤は息子の拓代議士に譲り、今は慰労会や講演会、志帥会名誉会長などで相変わらずの忙しさだという。そこで先月、「江藤隆美先生を囲む会」という慰労講演会での江藤節が国際新聞に掲載されていたので一部を記してみたい。


年金より生活保護が受取金が多い


 日本から恥の文化が無くなってきた。例えば年金の問題であるが、恥ずかしいと思わなければ、真面目に年金を払うより、年金を払わないで生活に困ったら生活保護を受けたほうが受取る金額が多い。親子四人で二十万円は受け取れる。親子三人でも十六万円は受け取れる。現在生活保護費として国が計上している金額は一兆三千億円である。


 

公明党と共産党の「公共住宅」


 

 都営住宅など安い家賃のところに入っている連中は、自民党には協力しない。公明党と共産党の関係者が多い。だから「公共住宅」というのである。パチンコ屋に朝から並んでいる若者達も失業保険か生活保護者である。国がパチンコ屋もサラ金も面倒みてるのと同じことだ。外資がサラ金会社を買収して、金利を五%下げたら日本のサラ金は全滅する。アメリカのハゲタカ軍団に全て持っていかれる。

 と江藤先生は将来の日本の行く末を大変心配しておられるのだ。

 江藤元代議士の話はいつも本音なのか冗談なのか分からないような話術で、おぼっちゃま代議士ではとても口にはできないことをズケズケと言ってのけるのが受けるのである。

 しばらく会っていないが、口の方は一つも衰えてはいないようだ。……

(ふくだ)



“自分ぐらい厄介なものはない”【2004年4月25日発行分】

 ああなりたい、こうなりたい、あれも欲しい、これも欲しい。人につける点は辛く、自分につける点は甘い。

言うことやることがいつもチグハグ、それが人間、それが自分だからです。


(相田みつを書集より)


 

妄念はもとより凡夫の地体なり妄念の外に別の心もなきなり       (恵心僧都)


 

 まったく、自分のことを咎められているようでドキッとしてしまう。だからといっ て“石を抱いて水に飛び込む”度胸もなし。本当に“自分くらい厄介なものはない” のだが、相田みつを翁や恵心僧都でも同様な想いをしていたのなら小生ごときは当然…

(ふくだ)



色即是空 空即是色【2004年3月25日発行分】

柳は みどり

花は くれない

お布施は

多いほうがいい

(相田みつを書集より)

禅僧でもある相田みつを先生でも「お布施は多いほうがいい」と思われたそうである。そうは思っていても相手には“いくらでもいいですよ”と言わねばならないのがつらいところ。

この「痩せ我慢」の心境を本音で書かれているのが嬉しい。この文を読んで「痩せ我慢」の我慢くらべを毎日やっている小紙には、砂漠の中でオアシスに出合ったような気分である。

(ふくだ)



【2004年2月25日発行分】

日本國の帝位は伊勢天照神、八幡大菩薩の御計らひと申しながら、賢王逆臣を用ゐても保ち難し。

 一人(後鳥羽上皇)怒る時は罪なき者を罰し給ふ。一人喜ぶ時は忠なき者をも償し給ふや。されば天是にくみし給はず。

 世の中左右なくして過ちはするぞかし。

 すべては一期の夢にして、曼陀羅の如く有為轉変として、移り変はらざる物はなしといふ。隠岐院(左右日記より)

 九百年前の時代から進歩なしか。

(ふくだ)



日本最大の抑止力【2003年12月25日発行分】

現在の日本国憲法では、核も軍も持ってはならないことになっている。しかし、自衛隊は実質的には軍そのものであるから、あとは核を持てば、少なくとも中国、北朝鮮とは対等になる。だが、憲法が邪魔して簡単にはいかない。となると、どうすればよいかである。

先日、久しぶりに、アセアンセンター代表中島慎三郎先生に会う機会があり、そこで、話されたのだが、“日本の最大の抑止力となるのは、総理大臣が毎日、靖國神社に参拝することだ”と言われたのには、一瞬、唖然としてしまった。

なるほど、考えてみると、中国、北朝鮮が最も日本の靖國神社を核と同じくらいに脅威に思っているのなら、総理大臣以下全閣僚が、在京時は毎朝、そろって靖國神社を参拝するのも一考である。

この不景気な時代に核やミサイルを装備するよりは、金もかからず、各大臣の心身のためにも、一石二鳥ではないか。さすが八十四歳になられた中島先生ならではの「日本最大の抑止力」案ではあった。(福田)

(ふくだ)



【2003年11月25日発行分】

“延々とやっている裁判は、結局のところ、ある種の儀式に近い”

“自分が正しいと思っているバカが一番困る”

“物凄く厳しい先生は、生徒に嫌がられるけど、後になると必ず感謝される。それが仮に間違った教育をしても、少なくとも反面教師にはなりうる”

“「常識」が、私は究極的な普遍性”

“資本主義とは、泳がなければ溺れてしまう社会”  「バカの壁」より

(泳ぎ疲れている福田)



鳥は「托卵」、人は托骨【2003年10月25日発行分】

 驚いたなー、今最も新しい納骨方式が「托骨」というのだそうだ。例えば渡辺という自分と同じ姓の墓を捜し、しかもお参りの形跡があるような、綺麗なお墓を選んでお骨を入れていく。本来の渡辺家のお骨を追い出すことはないけれど、すっかりそのまま渡辺家の一員になりおおせてしまう、というのである。カッコウ、ホトトギスなどがモズやホオジロの巣に卵を産みつけてしまう習性を「托卵」というのだが、だいたいは仮親の卵より先に孵るため、カッコウの雛は本来そこで孵るべき卵を巣から押し出してしまう。人間にも“軒を貸して母屋を取られる”というのもたまにはある。公営墓地では最近托卵ならぬ「托骨」に頭を痛めているのだそうだ。

 たしかに、ふつう納骨スペースを開けて中を確認する機会など、次に誰かが亡くなるまではない。しかもその機会がきても、「あれ、一つ多いような気がするけど、……まさか、ねえ」と、誰でも自分の記憶力のほうを疑うはずである。そこがカッコウ犯の狙い目でもあるわけだ。

 ところで、亡くなった人のお骨の所有者が特定されるという事態は、じつはちょっと異様な事態かもしれない。お骨が大事に埋葬されるのは、単に故人の遺品だから、というだけでなく、そこに何かが宿っていると考えるからだろう。もし、そうじゃなくて単なるモノだというなら、単なるモノの収容のために一千万以上もする墓地がじゃんじゃん売れることこそ異常である。しかし、何かが宿っているとしたら、はたしてそれは、誰かに所有されていいのだろうかと考える。そう考えるのが自然ではないだろうか。……

 文藝春秋十月号「お墓とお骨のゆくえ」玄侑宗久臨済宗住職のエッセーより

(福田)



不良外人には日本の留置所は“地上の楽園【2003年9月25日発行分】

 今、東京の各警察署にある留置所には不良外国人が五割近くを占めているという。また、その半分は中国人だとか。この割合で見ると、中国人の観光客かビジネスマンは日本に犯罪目的で来ているのではないかと疑いたくなる。


 三食、運動、冷暖房、総合病院、通訳つき


 中国人が留置所に入ってくると、まず、歯が痛いとか、腹が痛いとか騒ぎだし、その治療を要求するそうである。すると留置所では通訳つきで医者にみてもらうのだそうだ。病人らしければ看守も捜査官も手加減せざるをえない。それに冷暖房の設備で、栄養のバランスを考えた健康食を規則正しく三食いただける。

 娑婆ではめったにラジオ体操などはしないが、留置所では一日一回は体操の時間もある。 取り調べは通訳つき(一時間、四千円)だから机を叩いてどなりまくるというような乱暴な取り調べもできない。

 正に“VIP待遇、地上の楽園”なのである。

 このような体験談が仲間たちに伝えられるから、日本での犯罪ビスネスは増加するばかりである。

 この調子だと留置所や刑務所がいくつあっても足りなくなるのは当然だ。

 こうした費用はすべて日本の税金で賄われるのだ。これが北朝鮮の政治犯収容所並みであったら、

 不良外国人は一人も来ないだろう…? 石原知事“頑張れ”

(福田)



合理化の末路 【2003年8月25日発行分】

 「我々は今日まで一生懸命、単調な社会を延々と作って来た。例えば、かっては働かなくても食える状態に近づきたいという気持ちが共通の原動力となって、これだけ生活が便利になった。

 以前なら、十軒で耕していた田んぼをいまは一軒でやっている。そうすると、九家族は遊んでいるわけです。農村人口が減って行くのは当たり前で、合理化すれば、九家族は別なことをしなければいけない。機械化等の合理化によって、一家族が働いただけで、かっては十家族が働いただけの上がり、収穫が出てしまう。今よりさらに肥料をよくして、機械をよくすれば、もっと収穫が上がるかもしれない。

 では、その遊んだ分は一体どうするのかということを本当に考えてきたか。合理化、合理化という方向で進んできて、今もその動きは継続している。

 退社後、毎日が日曜日でなにもすることがない老人は、何をするかということの答えを用意しなければいけないのと近い状態です。しかし、彼を理想の境遇だという人は最早なかなかいない。そのへんのことをまったく考えないまま、よく言えば無邪気に、悪く言えば無責任でここまで来た。にもかかわらず、いまだに合理化と言っている人の気が知れない。」

(バカの壁、新潮新書 養老孟司 著)より

(福田)



辻元清美と田中真紀子の秘書給与詐欺疑惑どちらが悪質か 【2003年7月25日発行分】

 いよいよ、辻元前衆議院議員の秘書給与詐欺事件は、警視庁が詐欺容疑で辻元を逮捕したが、忘れてならないのが、もう一人の田中真紀子前外務大臣である。

 二人とも給与詐欺事件で議員を辞職したのだが、二人の共通点は、共に“鈴木宗男嫌い”であった。辻元は宗男の不正を追及し、真紀子は宗男が盾突くのに腹を立てた。

 ところで、この二人の秘書給与詐欺事件を人情的に見てみると、小生と思想は正反対だが辻元に同情する。

 なぜなら、辻元はいち早く自分の罪を認め、潔くサッサと議員辞職したのである。

 また、辻元は公私ともに金欠状態であったことは自他ともに認める状態であったため、“永田町町内会個人商店”の悪習である秘書給与のドンブリ勘定(給与詐欺)に便乗したのである。

 一方、真紀子は、十億円以上の税金を滞納している国賊でもあり、大資産家であるにもかかわらず、弱い立場の秘書の給与をピンハネしていたのである。

 それに真紀子は秘書給与を自分の会社に全額収めさせるという変なテクニックまで使っている。

 どちらが悪質かと言えば真紀子の方が悪質だ。

 仮に辻元が懲役五年とすれば、真紀子は懲役五十年にならなければ公平ではない。

(福田)



「健康ブーム」と「若者の活字ばなれ」は繁栄の頂点 【2003年6月25日発行分】

 六月七日の産経新聞に、新・世界学講座(産経新聞社/関西2100委員会主催)で、京都大学の中西輝政教授が、「大英帝国の衰亡と日本」というテーマで講義した記事が掲載されていた。その中で、次のように述べている。

 “約百年前の一九〇五年頃の大英帝国は繁栄の頂点にあり、当時は、グルメブーム、さらに大変な旅行ブームで、大衆が楽しみのために海外へ団体旅行するようになりました。

 ストレス解消のため健康産業が流行し、雑誌や新聞には健康食品などの広告でいっぱいでした。この国の国民はいつから虚弱体質になったかと、お年寄りが投書しているのですが、健康ブームは繁栄が頂点に達したときに必ず起きます。

 若者が活字でいっぱいの本を読みたがらなくなる。これは英国だけの現象ではありません。”

 このことは、まさに今の日本のことではないか。とすれば、どんなにジタバタしても今以上の繁栄はないということだ。では、どうしたらいいか。

 “戦後の制度、価値観、生き方を見直し、憲法、安全保障、教育といった問題を含めた「国家として構造改革」をやらねばなりません。”という結論である。

 つまり、端的に言えば、多少昔にさかのぼるが、「質実剛健」の価値観と生き方に戻し、米国にオンブにダッコされずとも自国を守れる「防衛軍」をつくり、貧乏でも自立した一人前の国家を目指そう、ということのようだ。

 そうなれば、若者も少しは小紙に関心を示してくれるかも???

(福田)



世代の違い 【2003年5月25日発行分】

 いま世代は、政治も経済も社会も加速度をつけて変貌している。

 その一つの例として男女関係を見ても、戦前生まれと戦後生まれでは天地ほどの違いがあるのだ。

 「大正デモクラシーは恋愛至上主義で、その恋愛はプラトニックラブで、結婚を前提としたものなら羨望され、そうでないものは非難された。昭和三十年代までは戦前の続きで、大正十二年の大震災までは、明治の続きである。」とは故山本夏彦さんのコラムにあったが、その区別なら確かに小生も戦前派の部類に入っているのである。

 この違いはロマンチストが戦前派でリアリストが戦後派という見方なのだろう。要は考え方の違いであるが、戦前派は理想主義者で、戦後派は現実主義者という見方である。つまり、先の楽しみより、今が楽しければよいというのが現代の考え方だ。

  小生は欲張りなので、先も今も楽しくありたいのだが、“二兎を追う者は一兎をも得ず”だ。小泉首相も二兎を追って一兎をも得ることが出来ない羽目に嵌まっているようで、同情しているのである……

(福田)



今の国会は学級崩壊と同じ 【2003年4月25日発行分】

 本年は統一地方選挙の年で、四月十三日、その半分が終わったが、まだ二十七日の首長選挙が残っている。

 民主主義の政治では本来、政党と政党が政策で政権を競うということになっているはずだが、今回の選挙でも候補者は、無党派とか無所属を売り物にし、政党色を消そうとしているのである。政党の政策は二の次で、候補者個人のブランドや怪しげな経歴を重視し、自己顕示のうまい者が当選するようになっているようだ。

 最近、どこかの新聞に“今の国会は問題になっている学級崩壊と同じだ”と書いてあったというが、そう言われてみると、つい笑ってしまうがナルホドと思わざるを得ないから困ったものだ。

 国会の各委員会の委員の出席率は悪いし、代理出席も多い、会議中にマンガ本や小説まで読んでいる者までいるという。また、会議中にコソコソしたり、最後まで席に座っておれず途中で退席してしまうものもいるというから、まさに学級崩壊。

 政党にしても民主党の場合は、特に一年生の学級のごとく、黒板を見ている者はわずかで、ほとんどが右を向いたり、左をみたり、窓の外を見たり、後ろの席としゃべくっていたり、席を立ってウロウロしたりで、これはもう崩壊寸前に見える……

(福田)



博奕をやらない子供たち 【2003年3月25日発行分】

 今の小学生もメンコ、ビー玉などで時々遊んでいるようだが、何ともツマラナイ遊び方なのである。

 昔は、メンコもビー玉も数種のルールのものがあり、勝てば相手の物を獲得するのが当然で、この刺激がたまらなく楽しくもあり切なくもあり、小学生の一時期は必ず通る実践的学習体験の一つだった。

 ところが、今の子供たちはメンコもビー玉も一応持ってはいるのだが、熱心に遊んでいるような気配がない。

 それで、ちょっと聞いてみると、何と、勝っても、最後に獲得したものは相手に返してしまうのだそうだ。それが今のルールなのだそうだ。つまり、運動会で一等をつくらないのと同じなのである。勝っても実際は勝ったことにならず、負けても負けたことにならないから、面白くないのも当然だろう。

 要するに、文部省の指導なのか、日教組の影響なのか、はたまたPTAのウルサイオバサンたちのオセッカイかで、いつの間にかこのようなつまらない遊びになってしまったようだ。


メンコ、ビー玉遊びも社会の縮図


  人間社会には、多くのルールやマナーがあり、その中で、人間同士が切磋琢磨し、バランスよく生活している。たまにルール違反やマナー違反をすると厳しく処罰される。

 子供の社会でもメンコ、ビー玉など博打的遊びにもルールやマナーは大事であり、反則するとケンカになったり、仲間外れにされたりの制裁を受ける、また、勝てば相手の物を獲得できるから、熱心に研究もするし、勝った時の喜びや負けたときの悔しさは、それなりに貴重な体験として身につくものである。一種の社会の縮図でもあるから、社会の勉強をしているようなものだ。

 また、こんな遊びは一時的に夢中になるが、すぐに卒業するから心配するには及ばないものだ。人生そのものが博打のようなものだから、子供の頃からある程度の博打は体験しておくほうがためになるのではないか???

(福田)



一大事“絶滅危惧種と新種の出現” 【2003年2月25日発行分】

 どこの雑誌だったか、今、日本で絶滅が危惧されている動物が三種あると記してあった。

 それは、「ニホンオオカミ、ヤマトナデシコ、ニッポンダンジ」だというのである。

 近年、オオカミがいるような山に近づいたことがないので、ニホンオオカミの心配をしたことはなかったが、言われてみると、ヤマトナデシコとニッポンダンジは、電気紙芝居のドラマでしか見ることがないし、最近は、相撲、プロレス、ボクシングまでもが女が“侵略”、介護、看護、保母の分野に男が“侵略”というように、男と女の違いが曖昧になりつつあるのは問題だなと案じていたところである。

 ニホンオオカミがいなくなるのも寂しいが、ヤマトナデシコとニッポンダンジが絶滅に貧しているというのは日本の歴史が断絶するに等しい大問題ではないか。これは、国が総力をあげて回復に取り組まねばならない緊急課題である!?

 それに替わって、新種として、ヤマトオカマにヤマトオナベが増殖しているというから、これもまた、由々しき問題で困ったものだ。

 国会では、教育基本法問題が論じられ始めたので、ぜひとも、日本国家の危機つながる絶滅危惧種と新種問題にも早急に取り組んでほしいものだ……

(福田)


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