丸石、メディア・リンクス、駿河屋事件に接点(2004年12月25日更新)

 老舗和菓子メーカー「駿河屋」(本社・和歌山市、東証二部、大証二部上場)が投資会社「飯倉ホールディングス(HD)」との間で見せかけの第三者割当増資をし、法務局にうその登記をした疑いで、駿河屋の岡本良晴前社長、飯倉HDの上田高嗣元社長ら計五人が十一月大阪府警に逮捕された。
 あおぞら銀行が融資した十一億五千万円を原資に〇三年十二月の第三者割当増資で架空増資が行われた。融資金は三日後に返済され、同行は二百八十万円の手数料を受け取った。東証は一月七日付で駿河屋を上場廃止にする。

メディア社が架空増資で不正利益

 メディア・リンクス(元ヘラクレス上場)の新堂吉彦社長は大阪地検特捜部にインサイダー取引容疑などで逮捕、起訴されているが、架空取引でも捜査を受けている。架空取引を繰り返し売り上げを膨らませていた。〇三年三月期は総額約二百億円を投入して約百三十七億二千万円の売り上げを水増し。伊藤忠ライフサイエンス約百六十億円、ライブドア約十七億円など十八社が取引相手として協力した。
 また、新堂社長らは〇三年秋、架空増資で不正に入手した約八万株の自社株を金融業者などに売却し、数億円の利益を得ていた。
 丸石自転車(元東証二部上場、九月倒産)の架空増資事件(今年六月警視庁が摘発)では中村達三(経営コンサルタント)、野木耕一(松嶺会元理事)も逮捕、起訴されたが、中村は丸石、メディア・リンクスに入り込み、‥

続きをご覧になる方は定期購読をお申込み下さい。


また、03年1月号~の過去記事はCNB(セントラルニュースバンク)にて購入頂けます。

 
 
中央ジャーナル] 見出し、記事、写真の無断転載を禁じます Copyright (c) chuohjournal.
Central News Bank セントラルニュースバンク