民主党の新代表に就任した岡田克也は、小泉首相と同じく「変人」と言われているが、愚直に政策に取り組み、永田町的常識を毛嫌いする。派閥に背を向け、陳情も受け付けない男が永田町と民主党を刷新してくれるかも。
支持率低迷の民主党は参院選でどれだけ議席を伸ばすことができるか。岡田新代表の手腕が問われる。
岡田新代表は「くそまじめで頑固」
民主党の新代表に就任した岡田克也は「堅物の変人」である。政界一の「堅物」男。
性格はくそまじめで頑固。「裏表のない、まじめな男」(小沢一郎)、「清潔な男」(羽田孜)、「頑固」(藤井裕久)との評価。
趣味は地味で、読書と洋画のDVD鑑賞。それにカエルの置物のコレクション。酒もタバコもやらない。オンナのうわさも聞かない。
プレゼントは受け取らない。お中元やお歳暮などの贈答品はすべて礼状を添えて送り返す。バレンタインの義理チョコさえ返した。代表就任に際してもお祝いを一切受け取らなかったという。
「ミスター割り勘」の異名がある。酒席では、時間がくれば自分の会費だけを支払って帰る。それも会費を勝手に八千円(一万円ではない)置いて途中退席するので「八千円幹事長」とあだ名された。若手議員を集めて酒を飲んだとき、一人五千円の会費を取ってひんしゅくを買ったことも。だからケチと誤解されるようだ。
金持ちのボンボンと思われているからだ。父親・卓也は、大手スーパー「イオン」の設立者で現・名誉会長。兄・元也はイオン社長。集金力もある。政治資金管理団体「岡田かつや後援会」の平成十四年の収入額は一億三千万円余。けっしてカネがないわけではない。割り勘主義もきまじめな性格から生まれたのだろう。もちろん、陳情は受け付けない。
党首向きではない「原理主義者」
政界では「原理主義者」とあだ名されている。原則を曲げず、筋を通す。国会質問も、念入りに準備して臨み、理詰めで追及する。ルールにのっとって行動するので「ミスター・ルールブック」の異名も。党方針を逸脱するような発言はしない。今後は「永田町に合理主義を持ち込みたい」と「脱永田町」宣言。‥
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